2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
撫順・太原に収容されていた戦犯45人の供述書を公開している。 特に「古海忠之」氏の供述書を精読していくことにする。古海氏は最終経歴が元「満州国」総務庁次長(実権上のナンバー2)という戦犯達の中でも特に高い地位であり、供述書は270枚と一番多い。 …
※ 敬称は原則として省略した。 ※ 各部の記述は「秋田県における朝鮮人強制連行」(2005年)の各部の記述と多くの部分が重複していた。*は80%以上重複しているもの。**は95%重複しているものを示す。 ※ P155の「佐藤豊治」は2005年の著作では「伊藤…
※『一九四六年厚生省「朝鮮人労務者に関する調査」(秋田県)』は「1946年厚生省調査」と略す。 ※ここでは朝鮮人の強制連行の実態のみについて、概略を一覧表で示す。具体的な記述は本書を読んでもらいたい。※被強制連行者が目撃者にくらべて人数が少ないこ…
○目次○まえがき 003 第一部 韓国・朝鮮 017 Ⅰ 神戸への朝鮮人強制連行と奴隷労働の実態……金慶海 019 Ⅱ 神戸船舶荷役株式会社……徐根植 024 一 神戸船舶荷役株式会社 024 二 「厚生省名簿」について 025 三 神戸船舶荷役株式会社の厚生省調査報告書の概要 026 …
※敬称は省略した場合があります。○目次○はじめに 004 発行に寄せて 韓国原爆被爆者協会名誉会長 郭貴勲 006 第1章 勝訴 007 第2章 強制連行 015 第3章 被爆 035 第4章 闘いへ 047 第5章 裁判闘争 057 第6章 勝利に向けて 079 第7章 苦難の道程~いばらの道を…
○目次○第一部 ある通信兵の日誌……中村數夫 027 第一章 従軍日誌(一九三九年一〇月~一九四〇年三月) 029 第二章 戦時日記(1) 一九四四年八月~一二月 106 第三章 戦時日記(2) 一九四五年一月~四月 156 第四章 回想―自叙録― 232 第五章 回想―同窓会誌より―…
○目次○第一章 「強制労働収容所」 011 罪なき囚人 012 監獄タコ部屋 016 放水路の作業現場 019 セメント運び 023 生き埋め 027 豪傑タコ 030 脱走計画 033 追い回し 036 第二章 降伏を拒否 041 反抗の代価 042 視察のまえぶれ 046 再びタコ部屋へ 053 第三ト…
○目次○第一部平和な戦陣 第一章 地球の頌……………………………………………………………………………009 1 地の果警備隊 009 2 エボミーの山岳民族 014 3 首を狩られた英国兵 022 第二章 片脚と命……………………………………………………………………………027 1 偵察饑に片脚を掃射 027 2 切断手術の公開 030 …
聞き取り対象者は、著者の父・近藤美代次(→P127)氏。敗戦時は広東にて憲兵軍曹だった。 1921年:「愛知県濃尾平野のほぼ中央、三河との境にある尾張の小さな農村・東郷村」(→P001)にて生まれ育つ。1940年10月ごろ?:「食糧増産協力推進隊」の名目で茨城…
○目次○ はじめに……i 序章 朝鮮人強制連行を問う意味……001 第1章 立案調査と準備不足の始動……019 1 植民地期の朝鮮社会と人口移動……020 2 労働力不足をめぐる議論……033 3 法令の整備と動員計画樹立……038 4 労働者確保と処遇の実態……054 第2章 「余剰」…
「中国・山西省日本軍生体解剖の記憶 (へいわの灯火ブックレット (5))」や「次世代に語りつぐ生体解剖の記憶―元軍医湯浅謙さんの戦後 (教科書に書かれなかった戦争)」で紹介されていた本。予想以上に物凄い内容の本であった。 陸軍軍医学校では石井四郎が講…
○目次○序入隊を控えて 14 内務班 16 征途を前に一泊の外泊 支那派遣 24 初陣は将軍墓討伐 26 野戦の部隊編成 30 下士候の御路の戦闘 32 下士官候補者隊 35 貰った本が災い 39 貨幣と俸給 41 新品伍長は辛いもの 43 姫路派遣 47 二次帰郷 51 現役新兵さんの入…
○目次仁木武子さんと私 山本 信夫 7 友の一人として 寿満 歌子 10まえがき 16 日記の一節より 17 毋の想い出 19 軍隊のぞき唄 23 求める心求められる心 24 勲章 26 汚職 27 追憶の一頁 28 召集令状 31 入隊 34 敬礼演習 38 不動の姿勢 39 実行報告 40 中隊…
○目次○ 第一章 昭和十七年(一九四二年) 009 家郷を出立 009 宇都宮に入営 012 華北の戦場へ 017 独立混成第五旅団 025 青島から芝罘へ 027 山東省紹遠 031 遣唐使の戦場 034 八路軍 037 高度分散配置の中隊 041 教育開始 046 拳銃を乱射する一等兵 061 捕…
はじめに 一 目次 花の雨……………………1 戦犯の父の遺稿集読む春暁……………………3 吾れ生れたる満州は凍土の頃……………………4 雪折れや耳朶《じだ》に残れる生き地獄……………………7 全身が目なり耳なり野分の夜……………………9 寄るべなき蔓《つる》の自縛や郁子《むべ》の花…………………12 …
今朝のニュースで成立を知った。 本サイトは資料室の役目に徹することにしているので、この法案の行方は気になっていた。反対理由は以下の通り。 1、有権者(もしくは利害関係者)への説明がまったく不十分であること。 2、「秘密の定義」があいまい。 3…
※以下、2005年02月25日第53刷を使用。※目次はscopedog氏の以下記事を利用させていただいた。感謝します。http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20140511/1399809440「1965年発行の「朝鮮人強制連行の記録」における慰安婦関連の記述」※目次は底本P006~008に忠実…
関連記事:http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060914/p1 上官が泣いて頼んで断れないようにした事例(P120)、部隊ほぼ全員の志願をタテに他の少数隊員に特攻を強要した事例(P125~126)、上官が「全員志願」するはずであり「志願」しないはずがないとみなし…
https://sc.city.osaka.lg.jp/mail/inquiry.cgi?so=d5cfc45a432c566770388b0e80c637c6e199c8ff&ref=seisakukikakushitsu%2Fsoshiki_list.html 今世紀の性暴力被害者の証言一切を無視した暴言は許せません。 ・「慰安婦」たちがどのように「慰安所」に連れて…
岡まさはる記念長崎平和資料館にて販売されている(連絡してもらえば、発送も可能とのこと)http://www.d3.dion.ne.jp/~okakinen/syoseki.html。 amazonでは1~3までしか取り扱っていない。 原爆と朝鮮人(長崎朝鮮人被爆者実態調査報告書第一集) 目次 I…
■大正十三年・一九二四年篇 (十五歳) 二一 作品 「北国新聞」 十月二十五日 二二 作品 〃 十月二十九日 二二 作品 〃 十一月四日 二二 作品 〃 十一月六日 二二 作品 〃 十一月七日 二三 作品 〃 十一月十二日 二三 作品 〃 十一月二十七日 二三 作品 〃 …
底本に記載がない限り、ページ数は扉ページではなく扉ページの次の各章の初めのページを示す◎四国編(1992年5月出版)(地図が各章の冒頭に掲載されている)001 はじめに 第一章 高知県 009 調査にあたり 014 一 山奥での「先山」工事――佐賀町佐賀発電所 門田…
碑文 第二次世界大戦の戦犯として中国に抑留された私たち一、一〇九名うち千葉県五五名は中国政府の思いもよらぬ寛大な処遇を受け一人も処刑されることなく一九五六年以降釈放され全員帰国を許されました 私達が侵略者として中国で犯した滔天の罪行は被害者…
2017年現在の日本において、日本軍「慰安婦」問題について(これだけではないが)、「賠償金を際限なくとられる」という悪質な宣伝をする日本人とその共犯の非日本人がはいてすているほどいる。 この言説は2つの意味でまちがっている。 1番目、被害当事者…
〇目次 まえがき―新城郁夫(xiii)対談Ⅰ いくさ世といのち――二〇一五年五月八日(001) 1 闘いの中に息づく「沖縄の思想」(003) 国会前での遭遇/阿波根昌鴻さんのこと(003)/非暴力の闘いをつくる(005)/今の闘いに受け継がれていること/沖縄を学ぶ…
「濱口國雄の詩」 http://www.youtube.com/watch?v=_pD4fO7mctU「〈朝鮮と日本の詩人-48-〉 浜口国雄」 http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/06/0806j0204-00006.htm 「むくげの花」花びらの芯から呻きがきこえてくる。/血を流しているむくげの花よ…
以下、元「慰安婦」および、元挺身隊隊員当人の活動を年表化した。これからどしどし更新する予定である。 関釜裁判を支援する会 1993年04月17日:河順女氏・朴頭理氏・朴SO氏の3人、福岡入り。追記:同年04月06日、被告の日本政府、東京地裁への移送を申し…
筆者コメント:筆者は「日本軍性奴隷制度」について調べたが、やはり「アジア女性基金」が重要だと結論した。「アジア女性基金」はたいへん正確に現在の日本社会を映し出す鏡であり、そのおおもとの原因は「日本軍性奴隷制度」を生み出した思考を全否定しき…
(都合上、[書評]タグをつける)(辺見庸氏へメールで送る予定として、以下の原稿を書いたが、メールアドレスも連絡先もわからなかった。また、角川書店あてのメールアドレスもどれが一番信用できるかよくわからなかったうえに、結局のところきちんと辺見氏…
(都合上、[書評]タグをつける)(目取真俊氏へメールで送る予定として、以下の原稿を書いたが、ご自身のブログ「海鳴りの島から」http://blog.goo.ne.jp/awamori777にコメント欄もメールアドレス表記もないことがわかった。考えてみれば、反対運動で余計な…