『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2018-10-21から1日間の記事一覧

「賠償金を際限なくとられる」という言説に対する批判

2017年現在の日本において、日本軍「慰安婦」問題について(これだけではないが)、「賠償金を際限なくとられる」という悪質な宣伝をする日本人とその共犯の非日本人がはいてすているほどいる。 この言説は2つの意味でまちがっている。 1番目、被害当事者…

「対談 沖縄を生きるということ」(2017年、鹿野政直・新城郁夫、岩波書店)

〇目次 まえがき―新城郁夫(xiii)対談Ⅰ いくさ世といのち――二〇一五年五月八日(001) 1 闘いの中に息づく「沖縄の思想」(003) 国会前での遭遇/阿波根昌鴻さんのこと(003)/非暴力の闘いをつくる(005)/今の闘いに受け継がれていること/沖縄を学ぶ…

「新編濱口國雄詩集 (新・日本現代詩文庫)」(2010年、濱口國雄、土曜美術社出版販売)

「濱口國雄の詩」 http://www.youtube.com/watch?v=_pD4fO7mctU「〈朝鮮と日本の詩人-48-〉 浜口国雄」 http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/06/0806j0204-00006.htm 「むくげの花」花びらの芯から呻きがきこえてくる。/血を流しているむくげの花よ…

「関釜裁判ニュース」より戦争被害当事者の活動年表

以下、元「慰安婦」および、元挺身隊隊員当人の活動を年表化した。これからどしどし更新する予定である。 関釜裁判を支援する会 1993年04月17日:河順女氏・朴頭理氏・朴SO氏の3人、福岡入り。追記:同年04月06日、被告の日本政府、東京地裁への移送を申し…

「資料集 日本軍「慰安婦」問題と「国民基金」」(2013年、鈴木裕子編・解説、梨の木舎)

筆者コメント:筆者は「日本軍性奴隷制度」について調べたが、やはり「アジア女性基金」が重要だと結論した。「アジア女性基金」はたいへん正確に現在の日本社会を映し出す鏡であり、そのおおもとの原因は「日本軍性奴隷制度」を生み出した思考を全否定しき…