『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『モルグ街の殺人』(エドガー・アラン・ポー:作 中野好夫:訳)

モルグ街の殺人事件 サイレンが、いかなる歌を歌ったか、またアキレスが、女人どものあいだに、その身を隠した時、果していかなる仮の名を名乗ったか、それらは、まことに難問であるとはいえ、まったくわれわれの推測を絶しているわけではない。 サ・トマス…

『自負と偏見』(ジェイン・オースティン:作 中野好夫:訳)

自負と偏見 一 独りもので、金があるといえば、あとはきっと細君をほしがっているにちがいない、というのが、世間一般のいわば公認真理といってもよい。 はじめて近所へ引越してきたばかりで、かんじんの男の気持や考えは、まるっきりわからなくとも、この真…

「MATSUMOTO」(LF・ボレ、フィリップ・ニクルー作)への21点の批判コメント

「MATSUMOTO」(LF・ボレ、フィリップ・ニクルー作)という、オウム真理教を題材にしたマンガがある。インターネット上で調べたかぎり、本作は好評のようだが、必要性のまったくわからない現実の事件との違いが多く、私は非常に悪い評価しかできなかった。 …

2019年の目標

・梶村秀樹著作群の電子化 ・梶村秀樹著作群および竹内好著作群のくわしい紹介記事をかく ・樋口直人氏が取材したインタビュー記録の検討 ・自衛隊員などの相当の専門知識をもった人間のかかわった組織犯罪の研究 ・いろいろな文字の読み方と語学の習得 ・SY…