『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

梶村秀樹先生の執筆物の引用と検討メモ(この記事の日付はよくかわります)

以下の作業も継続中。 『戦争と平和』『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化をすすめます。第…

『戦争と平和』『ハックルベリー・フィンの冒険』の入力作業中、『戦争と平和』は一区切りつくまで最低でも6カ月以上かかる、『トム・ソーヤーの冒険』『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化はいちおう完了。(2024年4月2日付の記事)

死の家の記録 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『賭博者』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『貧しき人々』 カテゴリーの記事一…

公開投票受付中プラス梶村秀樹先生の年表(工事中)

注釈メモ 「論説 旧韓末北関地域経済と内外交易」「朝鮮語で語られる世界」「竹内好氏の「アジア主義の展望」の一解釈」「朝鮮からみた明治維新」「歴史と文学 朝鮮の場合」「解放前の在日朝鮮人運動史」「解放後の在日朝鮮人運動」「定住外国人としての在日…

ハックルベリー=フィンの冒険(マーク=トウェイン作、吉田甲子太郎訳)、第18章とちゅうから第20章とちゅうまで

20240425 ■09―■28、19分、スキャン33枚、264-327 20240426 ■26-■36、10分、OCR264-327、がいいのである。 19公爵と王さま 二、三昼夜たってしまった。それは、月日がながれさったといってもいいくらいだった。…

ハックルベリー=フィンの冒険(マーク=トウェイン作、吉田甲子太郎訳)、第16章とちゅうから第18章とちゅうまで(いちおう読書可能)

20240421 ■00―■19、19分、スキャン31枚、202-263 20240425 ■35-■41、6分、OCR、202-263、 ■57-■56、59分、ざっと整理、202-245 20240426 ■40-■39、59分、ざっと整理、作品みなが…

わたしの、本気の反万博論 その58 そもそも、爆発するガスや有毒物が埋まっている土地(夢洲)で、よりによって「(今より安全な)近未来」を見せるイベントをする。それに形ばかりでも世界中の国々が参加する。イベントの歴史で、こんな愚行は一回だってやってはいけない。

イベント自体の存在意義を破壊する。これが現在そのものかもしれないが、それにしてもなさけない。 すばらしいことができるかどうかより、きちんと命の安全を守っているかをさきに考えなければならない。これはイベントの原則だ。……荒廃している。いま、はっ…

わたしの、本気の反万博論 その57 「あの決意」に負けたくないかどうかすら言うことができないって、どう考えてもおかしいだろ。雑誌でもインターネットでも、だれも「あの決意」と対決できていない。ほぼはっきりしている。

もちろん、わたしは「太陽の塔」と「明日の神話」について言っている。精神論ではなく、決意の存在理由の問題。正直、こんなことを言うことはつかれる。

ハックルベリー=フィンの冒険(マーク=トウェイン作、吉田甲子太郎訳)、第8章とちゅうから第16章とちゅうまで(いちおう読書可能)

20240414 ■43-■48、5分、OCR、101-151 ■49―■54、5分、OCR、152-200、 20240418 ■04-■10、15分、ざっとせいり、作品見ながら、101-140 20240419 ■18―■33、15分、ざっとせいり、101…

わたしの、本気の反万博論 その56 今回の2025年大阪万博、文化全体への悪影響が予想以上かもしれない。簡単に言えば「士気」。「見せる」という文化(ということは文化のほぼ全領域)の担い手の「士気」が下がるとなると、はっきりいうと空洞化。考え過ぎとはとても思えない。「それを見せるのは、たとえば科博のほうがいい」とうるさいぐらいいうべき。そうでないと、そうとう悪い結果がでる。

「大屋根リング」が仮設か常設か、決めていなかったのは、費用の問題をいったんおいてみると、「見せる」文化として致命的な問題だ。要するに決意がないのだ。 なんでだれもそういわないのだろう。維新と政府はじめ、運営が単なる巨大公共事業以上の問題をひ…

わたしの、本気の反万博論 その55 夢洲で工事作業されているみなさまへ、2025年大阪万博の工事は、撤退してかまいません。今回、撤退を味方する人は(労働組合はよくわからないのが情けないが)弁護士ふくめ、大勢いることは確実です。撤退の時に必要なのは、理由だけです。

みなさんへ、インターネットに書かれていない、命にかかわる情報、意外と多いです。あなた方が見る目があんまりないから、気がつかないだけです。わたしはツキがあって3つぐらい見つけることができました。

わたしの、本気の反万博論 その53 傲慢と善良は不正確だ、傲慢と臆病。あれこそ真の意味で腰抜け。とりつくろいがうまいだけ。はっきりダメといわないと、死ぬような目にあう。

わたしの、本気の反万博論 その52 「決意」で負けてはいけない。これは根性論ではない。一番基礎の問題。そして、一番負けてはいけない「決意」は太陽の塔をめぐる「決意」。考えてみれば、当たり前のことだった。

まさに右翼も左翼も、年よりも若者も、太陽の塔をめぐる「決意」を黙殺している。考えてみれば、不健全な行動そのものだ。 ここから再スタートする。はっきりいう。「結果」で負けるのはまだいい。「決意」で負けるのは一番ダメなことだ。↓ 1967年6月8日、東…

わたしの、本気の反万博論 その51 2億円トイレで大騒ぎするなんてまだまだ甘い。夢洲の土地対策が本当は一番高くつくはず。なのに、増額内訳一覧のなかにはっきりとは書かれていない。これは人を見殺しにするウソである可能性が高い。

夢洲の土地問題を一番力を入れてとりあげて、海外各国の撤退をねらう。本気で。 それと、政府と大阪府以外のパビリオンの撤退。 これは実現可能性あり。 夢洲の土地問題があるから。これは日本全体の将来の問題でもある。土地の無駄づかい、という問題。

わたしの、本気の反万博論 その50 インターネットの出現で実物展示というものが歴史的使命を終えた、という可能性は、非常にいいかげんにしか考えられていない。「ちゃんと考えている」と反論されるかもしれないが、現状をしっかりみれば、そこをちゃんと言うのは、ごく一部だけだとすぐわかる。

わたしの、本気の反万博論 その49 大阪万博費用の内訳をみて、「あれ、夢洲という土地の対策の分が増額されたとは書かれていない」と気がついた。あの三流詐欺師もどきの事務局だと、致命的に雑に土地対策している可能性がある。

注意してみればだれでもきがつく。

わたしが「若者」だったときに教えてほしかったことは、どんな知識よりも、「金と見栄にまどわされるな」「長い時間を使わないとぜったいできないことがある」ということである。そして、それを実例をもって示してくれたかというと、せいぜい2人ぐらい。それもツキがあって会えたという話だ。そしてそれはうらやましがられない。

本当に、年上と正面からむきあっているのか。年上と若者(のようなもの)殴りながらもたれあっているだけではないか。そしてそれは、年上からこっそりやりかたをおしえてもらっている、ということではないか。大阪万博などを見ていると、どうしてもそう思える

あえて世代論のようなことをするならば、わたしにいわせれば、「ロスジェネ世代」は、本当の人間愛に対する理解も信用も、そして実行もまったく足りていない、とりつくろいだけは異常にうまい。そしてそれは大嫌いな「昭和(バブルはまた別扱い)」などから、ゆがんでうけついだものにすぎない。本気で反論する人が少ないだろうし、わりと簡単にそう言い切れてしまうこと自体、はっきりいって異常だ。異常な事はまっとうにしないといけないのに。

なんでこういうことを言うか、たとえばペシャワール会「元」代表の中村哲氏は、中国帰還者連絡会や元「慰安婦」よりおそらく圧倒的に有名な人だが、あの人が火野葦平という作家のおい、という情報があったとして、「何かあったんだろうなあ」とちゃんと気持…

わたしの、本気の反万博論 その48 ねむれない。怒りと悲しみがわたしを眠らせない。

「梶村秀樹先生著作群および入手可能な追悼文から追跡した、竹内好氏への言及、約11点のメモ」を関係団体3者におくりました。以下、引用部分をへらしたうえでメモを公開します。

以下、送ることを急いで洗練された記事内容になっていないことになることを事前にお知らせします。 20240411 ■00―■40、収集した梶村秀樹先生執筆の記事203点(txtファイル形式で約9.5MB)から題名と発表年と「竹内好」がふくまれている部分の…

わたしの、本気の反万博論 その47 大阪万博、2024年6月30日までに予想される事故事件。きわめて深刻。最低でも夢洲から撤退すればなんとかなるのだが。

万博、6月30日までに予想される事故事件。 工事が遅れている複数の国の撤退。違約金が4月13日あたり以降にはねあがるから、それをねらっているのかもしれない。2つの戦争への対応を口実にすれば、だれも反対できない。 日本の国内業者もむりにでも撤退す…

とりつくろいばかりがうまくなってもろくなものではない。それは人間に対する愛でも信頼でもない。岡本太郎はそこがまったく逆だった。

科博のスタッフも、自分たちの展示が客の人生を少しは豊かにするとタテマエではおもっているなら、万博につかうカネこっちにくれ、そっちのほうが人間のためになる、と直球でいうべきだと思う。いろいろあるのだろうが、ここで投げ出しては非常にまずい。あれでは本当の意味での自虐史観ではないか。

好かれようが嫌われようが返事してもらわないと困る その04 ちょっと都合が悪くなるとへりくつをこねるか黙殺するか わたしはいろいろあって黙殺されるほうがはるかにおおかった。そのことが執筆作業自体よりはるかにストレスだった。

好かれようが嫌われようが返事してもらわないと困る その03 オウム事件の反省の一つとして、真剣でない憎悪というか反発は、ろくなものではない、というのがある。これは私一人ぐらいしか言わないことだが。あえていえば、いまロスジェネ世代を中心に大阪万博に対してやっていることは半分ぐらいはこれだ。能登半島地震ということがなければ、もっと真剣に金の使い方を考えろと言えたのに。

松本智津夫が、当時の社会に対して憎悪していたとして、おそらくそれは中途半端な物だったといえる。それはほかの重罪犯たちにもほぼ共通していえる。 2つの資料集をよんだきおくをさかのぼってみると、裁判を通して、一人も、社会に対する憎悪を一貫して示…

好かれようが嫌われようが返事してもらわないと困る その02 インターネット文化の堕落は、最初の頃からはじまっていたと思う。ある特定の個人について、資料を全部あつめて、ある単語について全文検索をする、というのを、絵空事だと考えていたフシがある。

わたしがイメージしているのは梶村秀樹先生の著作群から竹内好氏への言及を全文検索でしらべる、ということなのだが、あらためてかんがえてみると、だいたい1990年のころから、こういうたんじゅんにして明確なインターネット文化の人間への貢献、というのは…

好かれようが嫌われようが返事してもらわないと困る その01 本当に、ロスジェネ世代は、「昭和」を生きた人たちに真剣に反発していたのだろうか。なれあっていただけではないか。いま真剣に考えているのはそのことだ。

あえて、ロスジェネとか「昭和」とか、誤解をする余地のある単語を使う。わたしにとってはかなり違和感がある。本当に、ロスジェネ世代は、「昭和」を生きた人たちに真剣に反発していたのだろうか。そして、「昭和」を生きた人たちは、そこで本気でむきあっ…

わたしの、本気の反万博論 その46 わたしが見るかぎりでの話だが、「350億円と自由に使える都市郊外の土地があったら、何をつくりたいか」という話が、なにものにもとらわれないはずの若者からも、いちおう社会人としての責任がある現役世代からも、高度成長期を生きた比較的高齢者からも、そしてどの政治的立場の政治家からも出てこない。能登大地震があって、その問題が消えてしまうのではないかとわたしは危険視していたが、もともとそういう問題が追及されなかったともいえる。不健全の極みだ。

同じような次元の問題として、「夢洲で開催しなければなんとかなるのではないか」という話も、森山氏とあと1人ぐらいで、ほかはだれも言わない。 おかしいではないか。当事者意識がないことの究極だ。 そのことがわかっただけでも万博を追求してよかったと…

まんが「子供を殺してくださいという親たち」第7巻メモ (時間がないので引用とメモだけ、あとで整理するかも)

第7巻メモ、第7巻をとりあげた感想記事は1こしかなかった。本作より引用 「人間は」「1人では生きていけないし 1人では助からないんだ」「100万はくだらないでしょう」 「海外にはかなり行かれていたんですか?」 「子供のときから 数え切れないほど…