『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

梶村秀樹先生の執筆物の引用と検討メモ(この記事の日付はよくかわります)

「竹内好」という単語がふくまれる論文 「竹内好氏の「アジア主義の展望」の一解釈」「排外主義克服のための朝鮮史(第一章)」「朝鮮からみた現代東アジア」「第1巻解説 梶村秀樹著作集」「朝鮮近代史の若干の問題」「現在の「日本ナショナリズム」論につ…

『戦争と平和』『ハックルベリー・フィンの冒険』の入力作業中、『戦争と平和』は一区切りつくまで最低でも6カ月以上かかる、『トム・ソーヤーの冒険』『死の家の記録』『賭博者』『貧しき人々』『分身』『スチェパンチコヴォ村とその住人』(ドストエフスキー作、米川正夫訳)の電子テキスト化はいちおう完了。(2024年4月2日付の記事)

死の家の記録 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『賭博者』 カテゴリーの記事一覧 - 『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!] 『貧しき人々』 カテゴリーの記事一…

公開投票受付中プラス梶村秀樹先生の年表(工事中)

注釈メモ 「論説 旧韓末北関地域経済と内外交易」「朝鮮語で語られる世界」「竹内好氏の「アジア主義の展望」の一解釈」「朝鮮からみた明治維新」「歴史と文学 朝鮮の場合」「解放前の在日朝鮮人運動史」「解放後の在日朝鮮人運動」「定住外国人としての在日…

語学上の解説 バートルビー 3回目の「あの発言」01

Nothing so aggravates an earnest person as a passive resistance. If the individual so resisted be of a not inhumane temper, and the resisting one perfectly harmless in his passivity; then, in the better moods of the former, he will endeavo…

『推しの子』最終回まで、結局のところ登場人物の一人が、「自分と他人の命をそまつにあつかった」この地点からわたしはスタートする。そして、「読者が、作品の登場人物の一人が自分と他人の命をそまつにあつかったことを正面から認めていないらしい」。これはきわめて問題がある。

正直、「作者おふたり、やっちゃったんだ!」という驚きと信用を完全に失ったことと怒りが大きい。 そして、最初からあの最終回を決めて作品展開をしていたというインタビューがでたので、「全員共犯なのか!」とあらためておどろいた。作品上で、自分と他人…

創作における「エッフェル塔問題」、なぜ「芸術作品」は「エッフェル塔」より大きくならず、製作費がかからないのか? 「娯楽作品」はともかく。時間がほしいのか? これは重大な問題だ。

万博反対を言い続けると、創作には、いっぺんには、大金がいらないことになってしまう。それでもいいのか? という問題。

「戦争証言アーカイブス」収録の、ゼロ戦搭乗員の将兵1人の証言を再読(全文)

ゼロ戦も戦闘機、かっこいいだけでないのは、あたりまえ。 1923年 熊本県池上村(現・熊本市)に生まれる 1939年 予科練へ 1941年 12月、第22航空戦隊付 1942年 9月、ガダルカナル島攻撃に参加した後、第253航空隊へ 1943年 大分航空隊で教官 1944年 戦闘407…

復刊または出版社に関する情報がほとんどないことを確認 メルヴィル、カフカ、フォークナー、ナボコフ、ガルシアマルケス

25分×5=約125分出版社がどううごいたか、そして売り上げの観点から、そのうごきが短期的または長期的に正しいかまちがっているか、その情報がほとんどえられない。マーケティングというのを意識する(せざるをえない)人間が人類史上もっとも多いにも…

「メールストロムの旋渦」を再読

図書カード:メールストロムの旋渦

「NHKアーカイブス」収録の、手塚治虫関係者1人の証言を再読(全文)

すぐそばで見続けた父親、 手塚治虫の創作と葛藤|戦争|NHKアーカイブス 1961年手塚治虫の長男として生まれる。高校で8㎜映画の制作を始め、17歳の処女作が「日本を記録する8ミリフェスティバル」で高校生部門特別賞を受賞。1985年『星くず兄弟…

語学上の解説 バートルビー 2回目の「あの発言」04

Bartleby, The Scrivener | Project Gutenberg But he vouchsafed no reply. I pondered a moment in sore perplexity. But once more business hurried me. I determined again to postpone the consideration of this dilemma to my future leisure. With …

語学上の解説 バートルビー 2回目の「あの発言」03

“Turkey,” said I, “what do you think of this? Am I not right?” “With submission, sir,” said Turkey, with his blandest tone, “I think that you are.” “Nippers,” said I, “what do you think of it?” “I think I should kick him out of the office.…

語学上の解説 バートルビー 2回目の「あの発言」03

“You are decided, then, not to comply with my request—a request made according to common usage and common sense?” He briefly gave me to understand that on that point my judgment was sound. Yes: his decision was irreversible. It is not seld…

語学上の解説 バートルビー 2回目の「あの発言」02

With any other man I should have flown outright into a dreadful passion, scorned all further words, and thrust him ignominiously from my presence. But there was something about Bartleby that not only strangely disarmed me, but in a wonderf…

語学上の解説 バートルビー 2回目の「あの発言」01

A few days after this, Bartleby concluded four lengthy documents, being quadruplicates of a week’s testimony taken before me in my High Court of Chancery. It became necessary to examine them. It was an important suit, and great accuracy wa…

語学上の解説 バートルビー 1回目の「あの発言」02

I sat awhile in perfect silence, rallying my stunned faculties. Immediately it occurred to me that my ears had deceived me, or Bartleby had entirely misunderstood my meaning. I repeated my request in the clearest tone I could assume. But i…

語学上の解説 バートルビー 1回目の「あの発言」01

Now and then, in the haste of business, it had been my habit to assist in comparing some brief document myself, calling Turkey or Nippers for this purpose. One object I had in placing Bartleby so handy to me behind the screen, was to avail…

大阪府大阪市西区の「長堀抽水所」にて、メタンガス爆発 フィクションでもこんなはっきりした伏線というか予兆をかんじさせるものはめったにないだろう。もちろん、大阪万博会場夢洲での致命的な爆発事故の予兆だ。

汚水を処理場に送る施設で“爆発音”4人けが 大阪 西区 |NHK 関西のニュース 12日昼ごろ、大阪・西区にある汚水を下水処理場に送るための施設で「爆発音がした」と消防に通報があり、4人がけがをしました。 施設では当時、臭いを防ぐためにマンホールの隙…

語学上の解説 バートルビー 語り手による舞台紹介02

語学上の解説 バートルビー 語り手による舞台紹介01

語学上の解説 バートルビー 語り手による小説のはじまり02

語学上の解説 バートルビー 語り手による小説のはじまり01

Bartleby, the Scrivener: A Story of Wall-Street by Herman Melville | Project Gutenberg A STORY OF WALL-STREET. I am a rather elderly man. The nature of my avocations for the last thirty years has brought me into more than ordinary contact …

「戦争証言アーカイブス」収録の、戦艦武蔵配属の将兵9人の証言を再読(全文ではない)

5時間以上かけて読んだ。 1925年 宮城県白石市に生まれる。 1943年 横須賀航海学校に入学。航海科操舵員として「武蔵」に乗艦。 1944年 「さんとす丸」で帰国途中、敵の魚雷を受ける。台湾・高雄を経て、帰国。 1945年 人間魚雷の訓練を受けるため、広島県…

バートルビー 語学その2(場面に名前をつける)(作業中)

A few days after this, Bartleby concluded four lengthy documents, being quadruplicates of a week’s testimony taken before me in my High Court of Chancery. It became necessary to examine them. It was an important suit, and great accuracy wa…

「戦争証言アーカイブス」収録の、第221連隊の将兵6人、第239連隊の将兵1人の証言を再読(全文ではない)(メモ 戦時医学、戦争犯罪、軍法違反←はみだしたもの)

1920年埼玉県入間郡名細村に生まれる 1940年現役兵として歩兵第221連隊に入隊 1944年西部ニューギニアの作戦に参加 1945年西部ニューギニア・マノクワリで終戦を迎える 1946年名古屋にて復員。復員後は自動車部品卸売業を営む1920年埼玉県久喜市に生まれる 1…

復刊についての先行研究をしらべた(メモ)

■30-■45 ごうけい75分 GOOGLE「復刊 研究」で上位300番まで、と思ったが177位までだった DMM「復刊」1173件を確認、 CiNii「復刊」(フリーワード)で上位800番まで役に立ちそうな情報は2件だけhttps://book.dmm.com/product/4068097/k…

復刊をめぐるこの30年間の現状分析、それとインターネット文化の情報のあつかいかたを論じる予定。前者は小さいことにみえるが、そうではない。敗者復活がどれぐらい可能かというのは文化にとって生命線といっていい。

(書く予定) わたしがインターネット文化について考えるとき、まずはじめに問題にしたいのは、中村哲氏(1946―2019)がどういう人生をおくってきたか、なぜつきつめなかったか、ということである。 中村哲氏には、火野葦平(玉井勝則)氏(1907―1959)とい…

復刊をめぐるこの30年間の現状分析、それとインターネット文化の情報のあつかいかたを論じる予定。前者は小さいことにみえるが、そうではない。敗者復活がどれぐらい可能かというのは文化にとって生命線といっていい。

「戦争証言アーカイブス」収録の、第34連隊の将兵2人の証言を再読(全文ではない)

1923年 静岡県金谷町に生まれる 1943年 歩兵第34連隊入隊 1944年 湘桂作戦に参加 1945年 終戦 1947年 復員後は、茶農家を営む 1920年 静岡県藤枝市に生まれる 1939年 歩兵第34連隊入隊 1944年 湘桂作戦に参加 1945年 終戦 1946年 復員後は、米・茶・みかんな…

能川元一氏が死去したことを知った。これまでの活動に感謝し、ご冥福を祈ります。かつ、Apeman氏と能川元一氏は、本人が同一人物だと名乗り出ないかぎり、同一人物と断定すべきでない。

週刊金曜日 2024年11月1日発行 1495号 編集長後記「哲学者で大学の非常勤講師の能川元一さんが6月に亡くなっていたことが最近わかった。享年58歳、心不全だった」 pic.twitter.com/vTFhEv3euF— ARôK (@roxokz) 2024年11月4日 週刊金曜日 2024年11月1日発行 …