「現代の活字文化の中で、7年間の時間と500万円があってもあきらめるべきこと」の研究をはじめる。

1人の書き手の著作群の復刊のために必要なこと。 1 1人の書き手の作品、3000ページから10000ページ分をあなたが30年保存することを決意すること。 2 あきらめるまで30年間かかると覚悟すること。ここで驚く人はやめたほうがいい。ここでい…

公開投票受付中プラス梶村秀樹先生の年表(工事中)と梶村秀樹先生の執筆物の引用と検討メモ

注釈メモ 「論説 旧韓末北関地域経済と内外交易」「朝鮮語で語られる世界」「竹内好氏の「アジア主義の展望」の一解釈」「朝鮮からみた明治維新」「歴史と文学 朝鮮の場合」「解放前の在日朝鮮人運動史」「解放後の在日朝鮮人運動」「定住外国人としての在日…

やっと、自分が一生大嫌いなものがわかった。「人間というものをナメきったやつ」「正義を見下して自分が頭がいいといいたがるやつ」「小賢しいと知恵があるのちがいがわからないゲス」つまり「ゲス」

メモ 通俗道徳批判論者ははっきりいって冷たい! 下に落ちたものがする(されるではない!)「社会還元」(ととりあえずいっておく)のイメージがとぼしいことを隠している。気がついてすらいない。かつて異端とされた宗教はちゃんと「社会還元」のイメージがあり(というより、その一点がその宗教の社会的存在理由)、安丸良夫はそのことをちゃんと書いているのに、後輩たちはそのことをちゃんと書いていない!

もちろんわたしはプロテスタントと浄土真宗のことを書いている。かつて異端とされた宗教観念が近代的民主主義を支えている! 新自由主義はだらしのない自由主義から出てくる!

メモ NHK戦争証言アーカイブス、新潟と静岡と愛知からかなりの人数来たグアム島玉砕部隊、新潟第58師団、京都第15師団、九州各地からきた第23師団、金沢中心から来た第107連隊、約50人を再読

相手放送を聞いて「一人で」投降した兵士自体はいるが、その兵士自身の証言は1人も確認できなかった。

私の考えでは、通俗道徳批判論だけではだめだ。「人間愛と正義のない自由主義批判」「理由がよくわからないのに豊かな社会への批判」がないとぜったい道をあやまる。だからわたしは通俗道徳批判だけに集中する人たちからはなれて、「草薙の剣」「黄金夜界」分析をはじめた。

それにしても、インターネット産業ふくめた「なんとなく豊かな社会」批判というのが少ないのが訳が分からない。

メモ わたしが知っている中で一番「ロスジェネみたいな経歴の小説家」は津村記久子氏だが、たぶん津村氏はロスジェネグループの、年下への冷酷さを嫌っていると思う。谷崎賞の100万円を寄付したことも、そのあらわれだろう。ロスジェネグループがそれに気がついていないのにはあきれてしまうが、人間の冷たさというのはそういうものなのだろう。ああはなりたくない。

特別掲載《とくべつけいさい》 わたしが本気《ほんき》で推薦《すいせん》できるものの一覧《いちらん》

・とりあえず七年間、ここで推薦したものの題名だけ頭のどこかかたすみにでも覚えていてほしい。推薦文は忘れたってかまわない。 ・14歳の自分に向けて書くのがいいかもしれない。といっても、14歳の私って一般的な子どもではなかった。まあそこからはじ…

これからの5年間、岡本敏子の再評価をしないといけない時代が来る。もうすでに来ている。

「推しの子」の最終盤のアクアの×××、あれは星野アイの行動とまったく同じ。それ以外の愛し方を知らないから、ああなった。ここで特上カバチ30巻の栄田千春が言っていたことを思い出した。「ゴネ徳って言葉はだてにあるんじゃねえんだ」「お前は相手との生活が懸かってるんだ、それを忘れるな」、そんな意味だったと思う。アクアの首根っこをつかまえてぶつけてやりたいセリフだ!

あれをしてしまったせいで、好きという本当をウソにしてしまった。それ以外のスキの示し方がわからないからだ。 好きってことは、タフでなければできない。

戦争証言アーカイブス、所属バラバラで、オノウチ、サカセガワ、オダ、アキグチ、サアイ、(敬称略)を再読

戦争証言アーカイブス、第10連隊のミツノブ、オノ、サノ、サトウ、、第1師団のヤマシタ、ナガミネ、ヤマモト、クヌギ、ヨリタ、マツド、コイシカワ、モテギ、シマダ、サトウ、スギヤマ、マツモト、(敬称略)を再読

わたしの回想 わたしは主要なアニメの登場人物と人物像は知っていた。しかしそのヒロインにほれ込んだことはまあ一度もない。なんでだかずうっと考えて、やっとわかった。岡本敏子にほれ込むような人間だから、ほとんどの「女」の器だと小さく見えてしまうんだ。

しずか、蘭、哀、さくら、あたりからはじまって、レイとアスカ、こなた、ハルヒ、唯、霊夢、魔理沙、とんでまどか、だいたいそこまで。 ちがうといえるのは、ウテナとそれからアンシーぐらいか。この2人はある意味でそうとう違うことは理解しているつもり。…

岡本敏子さん(あえてこう呼ぶ)の「明日の神話」を一度切断して運ぶ、という決断は、わたしたちでもなんとか手が届く大英断だ。「そんなことわたしにできるはずがない」というまやかしは、劣等感そのものと、劣等感を克服する経験があまりに不足しているから生まれる。そこを解決すれば、決して不可能ではないことがちゃんと見えてくる。証拠は私だ。

そういうことをいわないから、たとえばオタク文化は格下あつかいされるのだ。ほんとうは、消費文化というべきなのだが、まあそんなことはどうでもいい。ちゃんと必要な時に必要な決断が、自然に出てくること。これはとても重要だ。それと、不屈を示す、とい…

いまから、賭けることを宣言します。2025年12月28日までに、万博協会が統計改ざんせずに大阪関西万博の入場者数2820万人を達成することはできない、ということに1490000円賭けます。もし万博側が勝ったら、万博関連商品1490000円分買います。

20250426、賭ける内容と本記事の題名を変更 20250427、本記事の題名を微調整、もう少し主語を正確にした。 「いまから、賭けることを宣言します。2025年12月28日までに夢洲で、紙面1枚の半分以上をかざる大事件が起きる。1490…

大学と出版社、どちらが絶版著作の宣伝と公開のための優先順位を決められるか? もしまちがっていたら本気で謝るが、どちらも知識も経験も勇気もまったくたりていないんじゃないか?

そういう事例が非常に見つけにくい。学校教育の硬直化、プラス、情報消費文化の万能感への欲望によるものすごい堕落が原因。この2つは完全に共犯だ。絶版著作じゃなくて人選の問題だが、パクユハ問題が非常にわかりやすい例だ。ふしぎに思うのだが、「ネッ…

平野啓一郎氏は、甘い。「建築にかかわるすべてが食い物にされかけているかもしれない」ことに気がつくべきだと思う。まあわたしも、「そこまで問題が大きいのか!?」と驚いているが――。

【提論2025】やはり万博には反対 平野啓一郎さん|【西日本新聞me】 (西日本新聞) ◆他にあった公金の使い道 万博への文学者の反応として思い出すのは、19世紀フランスの詩人ボードレールである。 (略) もう一人、思い出すのは、仏文学者の澁澤龍彦である…

進歩幻想批判、近代批判が性根の腐った詐欺師の食い物にされている。

政治家の自己責任論の言説だけでなく、インターネットを中心とした情報の自由市場化も、自己責任論と人間疎外を強力におしすすめたといえる。ほとんど言われていないことだが。

考えすぎ? ちがうと思う。 すくなくとも、情報でも当然直面する人間の限界、これを一般的な経験としてとらえられなかった時点で、傲慢と卑屈というインターネット文化のゆがみは当然だったと反省をこめておもう。 「なんかのんきなだなあ、まちがったら自分…

わたしがロスジェネグループにうんざりした理由の一つが、あれだけ団塊の世代をあることないことで批判しているくせに、「自分をいじめる1970年大阪万博のその後の悪影響を徹底批判してやる!」という役割をあえてひきうけている人が1人もいないこと。

同じ理由で、Z世代もあまりたよりにならないなと思っている。 話を戻す。 ロスジェネグループって、「たいした理由なしに豊かな社会」がほんとは大好きらしいし、ただ年齢層が同じだけの仲間意識がつよい。 それと、エヴァンゲリオンなんかのポストアポカリ…

物欲と同じぐらい強い欲望は、「誰にも邪魔されずに好き放題モノを言うこと」、これはハラスメントや差別をひきおこすことはもちろん、まさかとおもうような現実拒絶を生み出す。オウム事件がそうだった。そしておそらく、西村博之が成り上がった理由がこれだと思う。

差別ありきというより、差別と同時だと考えたほうがいい。もう、まさかと思わないほうがいい。

大阪関西万博、1日15万人の客が来て運営がうかれているようだ。忠告しておく。運営がうかれていいのは、2025年6月20日までに、2つ問題を正面から解決できたときだけだ。

建設費未払い問題と、保健所の検査を無事クリアできるかの問題 あと1回分問題がおきたときは、穴が一つふえた、と認識すればいい。そのころまでに支払期限がくると推測できる。死傷者が出ないようにすることが最優先事項だ。 もうすこしつきつめたいが、い…

SNSが、いや技術が、いや、人間のやることが(言葉以外は)サギであってはいけない。私利私欲のためのサギをする権利はない。

インターネット文化の自己批判って行わているのかとても疑問だ。人気のある「自己批判」はパンツ一枚はぬがないでいる自虐にみえる。パンツを脱げばいい、というものではないが、うーん、なんていうのか、「ラクをしていた」という自己批判が意外なほど少ない。あれは問題だと思っている。

そこに気がつき始めたのは「ひろしまタイムライン事件」からだった。正直、あれを「差別事件」とだけ考える人は甘いと思う。あれは差別事件プラス、「演者が客を、「すぐだませるバカ」としてあつかって、観客がそれに気がつかなかった事件」でもあるとしか…

「近代は終わった」という人がいる。それはいい。だが、そのときにあなたは何を惜しんでいるのかははっきりしてほしい。「なんとなく豊かで他人にラクしていても困らない」ことをうらやましがる人とは、わたしは最初から最後まで付き合う気がない。はっきりいっておく。

日本どころか世界の消費文化は基本的にそこから出てきたし、「なんとなく豊かで他人にラクしていても困らない」をかたちづくったのは、学校だけでなくインターネット含めた消費文化であるはずだ。これは反省をこめて言う。これはあくまで例えだが、「ブラッ…

インターネット産業は、原子力産業とよく似た道を進んでいる。高木仁三郎氏の心配は、予想以上に正しかった。「そんなはずはない」という余談を排して、経営者たちの動きをみれば、あきらかだ。

「なぜ原発事故は繰り返すのか」の最終章で、「インターネットの発達で人間の感覚がバーチャルになっているのではないか。わたしがインターネットについていけないだけかもしれないが、倫理綱領は必要だろう」と書いているのを読んで、「いやーさすがに心配…

メモ 2024年兵庫県知事選、たしかにそうとう異常で危険な事例だった。これは前例のない事件だなあ、とおもっていたら、似た例があった。ライブドア偽装会計事件だ。あれも自殺者が出た。

もう20年も前か。あれも自殺者が出た。それが本当は依頼による殺人だったかは、わたしは興味がない。あの状況では自殺に追い詰められた、といったほうがいいと思う。川端康成のような、老人のニヒリズムによる部分の多い自殺とは明らかにちがう。 まあそん…

メモ もしかしたら日本列島の住人1億人のうち10人ぐらい、「電子本をどこかの電子図書館に寄贈して社会還元」ということを考えている人がいる、としてその人に助言する。その寄贈は達成するまでにそうとうハードルが高い。そのことを示すのはわりと簡単だ。googleで――

ニュース検索で「寄贈」をキーワードに検索して、200件ぐらいのニュースを調べればわかるのだが、「電子データ」の寄贈、というのは、実例が非常に少ない。私の調べたかぎりでは、「「足利織姫神社の3Dデータ寄贈 東京理科大と県測量設計業協会」」というも…

てごころくわえず言おう。本田由紀氏は、東大をやめるのがいいと思っていた。いまはちがう。本田由紀氏というマシな教師がやめないことで、東大出のだれそれがいつ性根が腐っていたら、比較対象してそのサギ師を思い切りぶったたける。その理由だけが本田氏の存在理由のすべてだ、そう言い切っていい。

5年前だったらさすがにここまでは言わなかった。大空とかいうやつがコネでサギ同然に補助金受け取ったというので、ここまで書いた。 (絶対に先生と呼んでやるものか、いくら極端といわれても) わたしが東大の教師で心を許しているのは高階秀爾氏だけだ。は…

これはいま「大学批判」やっている連中は絶対理解しないはずだからいうが、あんな「大学批判」は堕落した(そんなことはわかりきっている!)小金持ちへの憎悪がまったくたりない。わたしも「小金持ち」への憎悪は多少しかもっていないが、その純粋さは残念ながらあの連中より上だ。

なんで「大学批判やってるあの連中」がこのことを絶対理解しないか。わかってしまえば簡単だ。「自分だけはエリートになりたいだけの人」ばかりだからだ。卑しい!