『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ふつうのくつや1

ふつうのくつや 4 レイテ

[1] 「一週間で片がつくはず」 07:10 ただ、満州や中国で討伐に行くっていうことはよくあるわけよね。 そんなの、1週間も行って帰ってくるとみんな帰ってきちゃうんですよ。けが人もなくて。そんな程度の考えしかないから、マニラを船で出てレイテ島へ行…

ふつうのくつや 3 レイテ

1915年 千葉県千葉市出身 佐倉・歩兵第57連隊へ入隊 1944年 フィリピン・レイテ島へ 1945年 セブ島で終戦を迎える 戦後は公務員 [1] レイテ決戦へ 08:16 [2] リモン峠の57連隊 12:14 [3] 「死の谷」 07:24 [4] 肉弾攻撃 06:03 [5] 転進という名…

ふつうのくつや 2 レイテ

[1] 第1師団 03:46 第1師団は元の東京鎮台から来てですね、東京の師団です。二・二六(事件)をやって満州に行かされた部隊ですね。だから二・二六終わってすぐ満州に移って、私が第1師団に入ったときは孫呉(現・中国黒竜江省黒河市孫呉県)というとこ…

ふつうのくつや 1 レイテ

[1] レイテ島上陸 03:22 甲府連隊はね、これは徴兵検査の頃の写真だ。先の方にあるのは徴兵検査。これは入隊する時の写真でね。これは甲府連隊の写真だ。ね。 Q これは満州で撮った? これは甲府に2か月いた時、入った時の写真。これが俺だけんどね。これ…

ふつうのくつや ブリタニカ

1911 Encyclopædia Britannica/Exhibition - Wikisource, the free online libraryEXHIBITION, a term, meaning in general a public display,[1] which has a special modern sense as applied to public shows of goods for the promotion of trade (Fr. e…

ふつうのくつや07 茶わんの湯

ここに茶わんが一つあります。中には熱い湯がいっぱいはいっております。ただそれだけではなんのおもしろみもなく不思議もないようですが、よく気をつけて見ていると、だんだんにいろいろの微細なことが目につき、さまざまの疑問が起こって来るはずです。た…

ふつうのくつや06

映画「マルガ」で猿の親子連れの現われる場面がある。その猿の子供の方が親猿のよりもずっとよく人間に似ている。しかも、それは人間のうちでも老人の顔に似ている。そうして老翁よりはより多く老婆の顔に似ているのである。それで、人間が非常に長生きをし…

ふつうのくつや05

[1] 中国戦線を生き抜く 04:03 軍旗を持っているからね。軍旗を持った部隊っていうのは、もうやっぱり数が少ないですからね。まぁ、なんていうかな、誉れっていうか、兵隊自身がそんな感じ持ちますね。「軍旗持ってんだぞ」ってね。軍旗のない部隊多いんだ…

ふつうのくつや04

[1] 人の命を救う衛生兵 06:11 まあ私はいろんなあの、兵隊でも職種がありますよね。弾を撃つほうとか、物を運ぶほうとかですね。で、まあ私は、幸い衛生兵っていう職種に、こう選ばれたんですけどね。まあ、その中でいちばん最初は私たち、こんな小さいと…

ふつうのくつや03

[1] チャプター1 沖縄陸軍病院へ 再生中 02:46 Q:それで昭和20年3月23日に動員されてですね、夜出発して南風原に着いて。その動員の時は何か印象に残ることといいますか、ありますか。 印象に残る。動員のときですか。はい、動員のときには本科2年生は寄…

ふつうのくつや02

[1] チャプター1 対馬丸遭難 再生中 06:19 8月22日ですか。家族、家族って兄の家族と姉の家族が、同じ那覇国民って高等部ですか、高等科ですか、それが合併した学校だが、そこの教員だったもんですから、引率で行くことになったんですね。はじめは兄の方は…

ふつうのくつや01

[証言記録 兵士たちの戦争] 沖縄 終わりなき持久戦の結末 ~陸軍第24師団~ 再生中 05:44 嫌だと思わなかった。嫌だと言ったら、もう免許ももらえないし何もかもだめになりよったさ。それでドクターが2人しか、うち沖縄の人いなくて。みんな内地から来て…