『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

これまでのわたしの”インターネット上”での活動の、とりあえずのまとめ その4 夢野久作

夢野久作(ゆめの きゅうさく 1889年(明治22年)1月4日 - 1936年(昭和11年)3月11日) 著作権が切れたのは、1987年1月1日。 はじめて夢野久作が電子テキスト化されたのは、確認できるかぎりでは、1998年11月10日。(公開されたのは、「あやかしの鼓」「悪…

これまでのわたしの”インターネット上”での活動の、とりあえずのまとめ その3 中井久夫

中井久夫氏の、『こんなとき私はどうしてきたか』がどういう人に読まれているか。事実上の公共財として、気になるところである。 検索で2時間調べた結果、インターネット上で書評を書いているのは、医療関係者約60パーセントから80パーセント、元患者と…

これまでのわたしの”インターネット上”での活動の、とりあえずのまとめ その2 電子化作業(工事中)

『梶村秀樹著作集』電子化の反応、ほとんどなし。4年間ぐらいの間で、コメント1件。それで、梶村先生に関係のある3団体にメールしたら丁寧な返事がきた。 心ある人は、梶村秀樹先生が世に認められないことに、非常に苦しんでいるはずである。それはわたしも…

これまでのわたしの”インターネット上”での活動の、とりあえずのまとめ その1 「通俗の王様 『ドラえもん』」への関心

Colaboの件で、署名をしてきた。この件で、これまでのわたしの”インターネット上”での活動の、とりあえずのまとめをしておいたほうが、わたし(と協力者)の精神衛生にも、「公益」の意識の形成にもかなり有益と判断し、かきはじめる。インターネット文化へ…

この約30年間で、インターネット文化は、たとえば丸山眞男に対して「丸山眞男をひっぱたきたい」程度の言葉、これ以上に『すばらしい』ことを言えたというのか? つまらないものだ。

「わたし」は、いえる。いま、目の前で言う。 「丸山眞男は東京大学をやめていれば、夏目漱石ていどには、どこのだれにでも信頼される偉人になれたのに」赤木智弘氏も、「丸山眞男だけじゃなく、南原繁も夏目漱石も岡本太郎もみんなひっぱたきたい」ぐたいの…

WBCの優勝戦のことをすっかり忘れていた人びとに――桂枝雀のエピソード

もう亡くなった、「爆笑王」桂枝雀(1939年―1999年)のエピソード。ある日、桂枝雀氏が友人の小佐田定雄氏と夜出ると、大変な人だかりだった。 なぜこんな人だかりなのかと人に聞くと、阪神が優勝したとのことだった。 芸にあまりに熱心で、阪神の優勝戦のこ…

日本のロケット開発上の失敗より、日本のインターネット上の失敗のほうが重大ではないのか?

袴田さん再審、検察が特別抗告を断念 再審開始が確定、無罪の公算大:朝日新聞デジタルとりあえず、本当によかった、といっておこう。それにしても、と思う。 2020年01月からのコロナ感染拡大での3年間、「インターネット文化」は本当に検証されたのだろうか…

数学者の就職活動について メモ

フィールズ賞受賞者の、フィールズ賞受賞前後の職歴を見ると、フィールズ授賞理由の業績の発表と、「就職活動の成功」に、直接の関係がないようにみえる。2年以上ずれている例が多い。わたしが参考にしたのは、日本の受賞者3人と、1998年の受賞者4+…

なぜインターネット文化はもっと正面から批判されないのか?

インターネット文化は、「技術の上になりたっている文化」である。 だから、技術批判と文化批判は同時にしないといけない。別の言い方をすれば、自信の根拠、信用の根拠が問われる。 いくら巨大化しようと、つまらない自信ならばつまらないのである。それは…

「戦争証言アーカイブス」の2023年03月01日からの変更について その3(追記あり)

2023年03月07日、NHKから以下の返信が来ました。 ×× ×× 様お問い合わせの件についてご連絡いたします。アーカイブスのホームページに貴重なご意見をありがとうございます。 アーカイブスのホームページの改修を事前に広報することはしておりませんでした。 …

「戦争証言アーカイブス」に収録されている証言で、注目すべきものいくつか(ひと段落すらせず、作業中)

精神障害を起こす兵士 性に関係することがら 虐殺 仮病 焼けてしまった特攻機単純だが有効な罠(と思われるもの)

岡本太郎、安丸良夫、中井久夫、この3人は、私のライバルです。こんな存在感のあるライバルをもつことができて、わたしは幸運だ。何度でも断言する。あなたもそう決意すればいいだけだ。梶村秀樹先生も、竹内好という仮想論敵をもつことができて、客観的には幸運だった。

いまの、教育支援議論は、本気で心配しているひともいるのを分かったうえで、やはり付け加えたいことがある。いくら金を出すか、という学び支援はなにかを失っている。ライバルのいない学びというのは、なにか大事なものを失っているのではないか?

現代日本で「若者」が軽んじられるという事実がある、その理由の中で一番大きなものは、「若者の多くが「つまらなくない意地」をもっていないから」に違いない。

教育の罠、世代の罠――いわゆる「バックラッシュ」に関する言説の世代論からの考察(書籍『バックラッシュ!』双風舎、2006年/同人誌『青少年言説Commentaries Lite』) - 後藤和智事務所OffLine サークルブログたとえば、以下の部分。 我が国の論壇において…

主体的独創性と言うものの奇妙さ、の一つについて。

まちがっていたら教えてほしい。人間の主体的独創性、というものを世界ではじめて厳密に記述することに成功した(といえる)一人が、カントだろう。しかし、たとえばカントの三批判書をいくら読んでも、どうしてカント自身が、当時のヨーロッパの中心と断言…

「戦争証言アーカイブス」の2023年03月01日からの変更について その2(追記あり)

2023年03月03日、以下の返答が来ました。 ×××× 様NHKアーカイブスをご利用いただいてありがとうございます。 アーカイブスのポータルサイトは3月に内部の改修を行いました。 ページの内容は変更せず、ほとんどはこれまで通りにご覧いただけるよう準備を進…

「太陽の塔」を、金を払って他政府にわたせ! これはダダイズムの実践だ。

「太陽の塔」を他政府にわたさなければならなくなるときがくるかもしれない。わたしはそれを恐れない。文化財の保存と文化財の精神の継承が=だというのは、ダダイズム以前の古い、いや硬直した考えかたでしかない。 そこで、わたすときに問題になるのが、「…

「戦争証言アーカイブス」の2023年03月01日からの変更について その1

NHKに以下の質問を送りました。 https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cgi数日中に、続きの記事を書きます。 1、「戦争証言アーカイブス」は2023年03月01日に「NHKアーカイブス」の中に移動し、そのホームページの構成を変更したようですが、事前…