『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2023-01-01から1年間の記事一覧

増税、それもいわゆる隠れ増税は筋道の通らないものであり、それに反対しきれない人たちは、判断力がかなり低い、そう思われても私は擁護しない。金が多少あるならなおさら。だいいち、みんなフィクションが好きでしょう、みたいなことをいわれても、それこそ手ぬるい擁護発言ですね、としかいいようがない。

ここのブックマークコメントのいくつかを読んで、とうてい許せなくなった。――「〈今の朝日新聞という組織には、絶望感ではなく、絶望しかない〉“名物記者”~」

[B! メディア] 〈今の朝日新聞という組織には、絶望感ではなく、絶望しかない〉“名物記者”が退職日の夜に送った衝撃メール 安倍元首相銃撃事件の日、先輩デスクがニタニタしながら「うれしそうだね」と… | 文春オンラインブックマークコメントの読んでいて、…

楽してほめられたいというのは、さもしい根性だ。

わたしは人をひきつけないタイプの人間らしい。それはべつにどうでもいいが、しかしまあ、多少意地汚くてもいいから「カラマーゾフの兄弟日本語訳」の無償化に無反応なのは、まっとうとはいえないよ。どういう神経しているのか、さっぱりわからない。版の問題じゃないらしいし。

血まみれの月は、たくさんだ。いのちをダシにしたコミュニケーションなどたくさんだ。

(途中で中断したメモ)最近の創作活動というのは、当事者(たち)がまっとうな思考をしているかどうか? は問わなくていいらしい――「「イベントで3回連続誰も来なかった」描きたいものとやる気さえあれば一人でも続けることは可能/カレー沢薫の創作相談」について

「イベントで3回連続誰も来なかった」描きたいものとやる気さえあれば一人でも続けることは可能/カレー沢薫の創作相談最近、まっとうであるかどうか、ということについて考えている。いや、わたしはずっと前から、まっとうかそうでないかについて考えている…

[映画『月』のかなり重大な批判評論を追記]まっとうな人生は、まっとうでない人生に、かならずまさる。そこに、殺人の必要性はない。

[映画『月』のかなり重大な批判をした評論を追記します] 【FUCK①】生活支援員が観た映画「月」評~前編~|東京ニトロ 【FUCK②③】生活支援員が観た映画「月」評~後編~|東京ニトロ 映画『月』が好評のようである。障がい者運動にかかわっているひとたち…

書く予定の原稿

梶村秀樹先生の著作とドストエフスキー(米川正夫訳)の著作、電子化どちらをどうさきにすすめるべきか、公開投票。大阪万博の正当性を徹底的に否定するための公開投票。 万博自体の正当性が無い理由。100文字以内で。100文字以内というのが重要。 2…

そうか、これまでなんで気がつかなかったのだろう。ツイッターがどこか信用できない気配があるのは、「ツイッターばかりみてちゃダメだ!」ときっぱりいってくれる頑固な人がいないからだ。やはり、「ゆるい人間関係だけ」ではだめだ。まっとうなライバルがいないと。

2025年大阪万博について。たしかに、公害問題などをみれば、高度成長期にすりよった人間は擁護できないのは当然だ。しかし、バブル期やバブル崩壊後の不況に私利私欲をむさぼった人間も当然擁護できない。そして、「金があっても決意の貧しい人間はダメだ」と言わない連中も、決して擁護できない。これは当然の理屈である。

わたしはあまり高度成長期を擁護しないが、じゃあバブル期は同じか、もっとまっとうではないではないか。……(メモ)

吉村洋文・現大阪知事は1975年うまれ(※1)、1998年10月、司法試験に合格し、有名なところでは武富士側の代理人でいわゆる恫喝訴訟も担当した。その後の政治活動はわたしはまだ調査中だが、大阪万博についていえば、三流詐欺師といってもいいのではないか(…

本気を出して裏切られることはたしかにある。ただし、本気を出さないでずっと生きていけるほど、生きるという事は甘くないはずだ。とくに頭を本気で使うことについては。筒井康隆みたいな最後には妥協する甘い考えの人間が生きていけるのは、最後には甘やかしてくれる愛読者という名のとりまきがいるから、というだけだ。

伏見事件の被告Aの憎悪。正直、わたしにくらべて、あの憎悪は、うすっぺらくて、大したものではない。はっきりいえる。これは本当に、たとえばひねくれた自慢などでなく、そう思っている。岡本太郎ごえを決意していることもあるが、……(追記あり)

……被告Aの憎悪の、なにかが足りない。これは麻原彰晃(松本智津夫)や村井秀夫、あとは現代日本のレイシズム運動家のほぼ全員がそうである。 たぶん、現代日本で、憎悪というか負のエネルギーの持ち主として、まともにとりあつかって価値がありそうなレイシ…

梶村秀樹著作集の電子化とドストエフスキー(米正夫訳)著作集の電子化、どっちを優先すべきか、インターネット上で投票で決めてもらおう。投票期限は2023年11月2日から2024年4月23日まで。

大阪万博、というより万博全般のはなしだが、万博の「敵」は海外渡航自由化、ディズニーランド、そしてインターネットである。そして、一番将来を考えていないダメな分野がインターネットである。ほぼ、まちがいない。理由はつきつめていえばひどく簡単、プライドが一番低いから。

インターネット文化、決意なし覇気なし魂なし反逆精神なし。「客分意識」などで楽してしょぼい権力を使うことを学んでしまっている。「えらい学者」一人に、本気で反対したことが何回あるだろうか。「丸山真男をひっぱたきたい」はちがう。あれこそ本気で反対していない、いいっぱなしの悪い例だった。

田場大輔氏らのナチス否定論に対する「しょうもない反論もどき」の件。インターネット文化は、せめて学歴何するものぞという立場を本気で取り組むべきだった。インターネット文化の存在意義に関わる重要な論点だったのに、学歴なにするものぞをやっているのはインターネット文化ではなく表現の自由にかかわる論者ばかりだ。都合のいい時だけ学歴何するものぞとしゃべりちらすのは、みっともない、下劣な行動だ。

人間の本当の幸福とは何か、人間の本当の生き方とは何か、人間の本当の安心とは何か、人間の本当の魅力とは何か、これに答えようとしない文化と技術は、ニセモノだ。インターネットと、戦後歴史学の苦悩と向き合わないエセ実証主義史学は、ずっとニセモノが主流になっている。そういわれてもわたしは擁護できない。とくにイーロン・マスク。わたしの信用している人が言っていた。「ダッセエ」と。

わたしは、インターネット文化において、「『いいね!』なんてものを追いかけても、人間の幸福や安心とは程遠い」と断言しない反体制運動を、どこかで信用しきれないだろう。忍たま乱太郎ではないが、100点取ったとしても、それがなんだという覚悟がどこかにないとだめだ。人間として三流どころか失格だ。

もし、現在の日本のサブカルチャー界に、ブラックジャックぐらいの覚悟と異様なパーソナリティをもって命を救う人がいたとして、排除されるのではないか? わたしの現代日本のサブカルチャーに対する絶望というのは、そういうものだ。

インターネット文化は、社会のインフラおよび「権力」の一部としての責任と公益感覚をもて!

わたしがまえに、ツイッターで「インターネット老人会」で検索して違和感をもったことがある。その検索結果がゲームや玩具としてのツールの話ばかりで、たとえば電子図書館や検索機能の精度の話が1つもなかったことである。 わたしがたまたま検索したときに…

袴田事件について 検察は今からでも、「無罪の請求」そして「証拠捏造の捜査」をすべきだ! 

袴田さん再審 静岡地裁 本人の出廷免除を認める | NHK | 事件

私と私の一族とインターネット その1

ざっとこの30年間のインターネット文化を見ていて、第一に考えざるをえないことはインターネット文化が人間の生き死にについてまともな自信をもっていないということだ。 たとえば、インターネット文化が30年間も聖書(たとえば日本語版)の共有財産化をで…

「再読」タグをつくる。

聞書水俣民衆史全五巻 目次と索引

第一巻[1870~1910] ○目次○ ◆第一巻/目次より◆ 一 新しい骨組 伝承の明治維新と西郷戦争 お蔵米●米撥ね、俵撥ね、縄撥ね/米は一粒も残らん 明治の意味●侍だらけの藩境の村/侍の世が明らかに治まる/傘とハン コ 西郷戦争●薩軍の使役/官軍の使役/激戦地…

人間の幸せとか、一生を賭けるに値することというのは、そとづらをとりつくろうことなんかじゃないんだ!

『岡本太郎が、いる』より でも素晴らしい。 こういう風に岡本太郎ペースで三日ばかり歩きまわっているうちに、芮さんの表情がいつかほどけて来た。優しく、明るさがほの見えるようになって、時にはおかしそうに笑う。沈鬱だったから、ちょっと天を寄せつけ…

命を救っている人が一番えらいに決まっているだろうが! そこを言い切れない文化はなんであってもダメだ!

『アンナ・カレーニナ』(『世界文學大系37 トルストイ』1958年、米川正夫による翻訳、筑摩書房)が青空文庫で「校正待ち」になりました。

作業中 作家別作品一覧:トルストイ レオやっと荷物を1つおろせた。

IT技術は、人間が手抜きするための道具ではない。人間が全力をつくす道具、といってわるければ伴走者にすぎない。ごくあたりまえのことのはずなのに。

宮田節子氏、死去。もっとはやく、いい知らせを聞かせたかった。梶村秀樹先生や、姜徳相氏とともに、友邦協会の聞き取りの参加者だった人だ。

宮田節子さん死去 朝鮮近代史、日本の植民地支配を研究:朝日新聞デジタル