『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

私にとっての「近現代」

「梶村秀樹先生著作群および入手可能な追悼文から追跡した、竹内好氏への言及、約11点のメモ」を関係団体3者におくりました。以下、引用部分をへらしたうえでメモを公開します。

以下、送ることを急いで洗練された記事内容になっていないことになることを事前にお知らせします。 20240411 ■00―■40、収集した梶村秀樹先生執筆の記事203点(txtファイル形式で約9.5MB)から題名と発表年と「竹内好」がふくまれている部分の…

わたしの、本気の反万博論 その46 わたしが見るかぎりでの話だが、「350億円と自由に使える都市郊外の土地があったら、何をつくりたいか」という話が、なにものにもとらわれないはずの若者からも、いちおう社会人としての責任がある現役世代からも、高度成長期を生きた比較的高齢者からも、そしてどの政治的立場の政治家からも出てこない。能登大地震があって、その問題が消えてしまうのではないかとわたしは危険視していたが、もともとそういう問題が追及されなかったともいえる。不健全の極みだ。

同じような次元の問題として、「夢洲で開催しなければなんとかなるのではないか」という話も、森山氏とあと1人ぐらいで、ほかはだれも言わない。 おかしいではないか。当事者意識がないことの究極だ。 そのことがわかっただけでも万博を追求してよかったと…

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって その4 梶村秀樹先生と本気で出会わなかったら、鈴木武氏のこのすごい労作が目に留まることも無かったろうと思うと恐ろしい

同志社コリア研究センター | 2023.03.11 同志社コリア研究叢書5『翻訳と連帯:ある寄せ場労働者の「抗日パルチザン参加者たちの回想記」翻訳の軌跡』を刊行しました一番客観条件の悪い労働運動をしながら30年間の翻訳作業。ざっと読んだが、ものすごい労作…

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって その1 一番こまったことは需要がわからないこと

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、いろいろと大事な事がわかってきたと思うので、いろいろと書く予定。いつ終わるかは不明。あまりしゃちほこばらずに書いていく予定だ。2025年4月ぐらいまで続けるだろうか?梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、一…

わたしの、本気の反万博論 メモ1 2025年大阪万博の「味方」はだれか?

・維新の会、三流詐欺師以下、まっとうなやる気はまったくない。 ・日本政府、恥を掻きたくないのと惰性ですすめているだけ。 ・建設業界、今回に限っては、夢洲の地盤問題と2024年問題で、撤退したいという意思が半分ぐらいあるようだ。 ・有権者(とくに地…

わたしの、本気の反万博論 その2

1967年6月8日、東京都青山の岡本太郎宅を訪れた新井真一(1970年大阪万博事務方トップ)はこんなことを言った。 「先生以外には誰もほかに考えていません。(略)いま十億の予算があります。この予算を全部お渡しして、お任せしますから。どのようにお使い下…

わたしの、本気の反万博論 その1 まっとうなコミュニケーションがなりたっていない!

2025年大阪万博に関係するいろいろな記事やコメントを見たが、本気の反万博論がない! これがわたしの不満だ。本気の反オリンピック論はあるのに……このことはあとでくわしく説明する。 だから、わたしのすべてをそそぎこんで、本気の反万博論をする。い…

私と私の一族とインターネット その1

ざっとこの30年間のインターネット文化を見ていて、第一に考えざるをえないことはインターネット文化が人間の生き死にについてまともな自信をもっていないということだ。 たとえば、インターネット文化が30年間も聖書(たとえば日本語版)の共有財産化をで…

「再読」タグをつくる。

私にとっての「近現代」、特にインターネット文化について(その1)――決意が三流以下

決意が三流以下ならば、結果も三流以下になるのは当然だ。 わたしは、インターネット文化において、正面から「この未熟者!」と叱られたことは2、3回しかない。 このことが、わたしがインターネット文化を見る基本認識である。