『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

わたしの、本気の反万博論 その76 リング状大屋根の改善案その1

だいたい2時間ぐらいかけたので、2000×2=4000円ほしいが、まあそれはおいておこう。逆に言えば、4000円以上は絶対にとれない、ということだ。
それより、足し算や割り算をしただけで「難しいことをするな!」と難癖をつけて攻撃する人が出てこないかの対策をしないといけない。まだみたことがないが、そういうことが起きる可能性はだいた50パーセントぐらいだろう。Colabo事件や、地方とか都会とかでおおさわぎするのを見たあとならば、割り算で難癖をつける人が出ることは十分ありうるといえるだろう。
念のために言っておくが、私は本気で心配している。


確認の計算は紙を使った計算など、いろいろな方法があります。

大屋根344億円≒350億円
350億円÷360度=0.95億円
2000m÷360度=5.5m

一度あたり 5.5m 0.95億円
1m 0.173億円=1730万円

この表は15分でできた。

金が十分あったときの、リング状大屋根の問題点。
1、内部と大屋根をあわせた景観が考えられていない。岡本太郎氏の『日本の伝統』の庭論が参考になる
2、海側のながめが一番客がくるだろうが、短すぎるように思う。九十九里浜が3000m以上ぐらいあるのに、せいぜい90度=495mぐらいで、
3、これが現状一番おおきいとおもうが、20mの高さ分のスペースがむだになっている。ビルだったらもちろんこの20mに何かをいれる。ホームセンターでもそうする。大きな工場ならば、高いところに移動式クレーンをつける。動画をさがして見たが、移動の時に邪魔にならないように、屋根を高くしているのだろう。


夢洲の地図の簡単な覚え方。
愛知県の2つのでっぱり(渥美半島知多半島)をのばしてくっつける。そして、北側を時計の12時として1時のところが橋、4時のところがトンネル。
リング状大屋根がくるのは、海のところは、三河湾の上側ほんのちょこっとの部分。


改善案。ただし金があるときだけ。
まず円形の道路をつくる。上からみたとき、円形に見えるようにする。そして大屋根部分を安くするか、高さ20mのスペースを活用する案をだす。居住スペースにするぐらいしかおもいつかない。そのあと、北側を時計の十二時にあわせたとき、12時(公園前)から3時のところと、5時から8時(海沿い)のところだけ「大屋根」をつくる。これで費用は半分にできる。公園前の景色と海側の景色が見られる。また、橋とトンネルの動きも見ることができる。
海沿いのところは海水面近くも堤防みたいなものを作って歩けるようにする。夏の時なんかは、涼しくなる。冬の時は、冬景色といっていいものが見られる。大阪も雪は降るだろう。
貸しボート屋もする。ただしあのあたりの水、汚くないか? 失礼だが確認しておかないといけない。

はっきりいうが、この程度の案ならば、まっとうな商売をしようという10歳のこどもでも確実に出すことができる。採用されるかどうかはともかく。
やはり、建築とイベントにおいて、いいものをつくるというプレッシャーから解放されてしまった、という問題がどこかに絶対ある。ナショナリズム側も反ナショナリズム側も何をやっているのか?