後藤氏のツイートを読んで。「実は若者と現役世代全体は五十歩百歩（目クソ鼻クソ）」と、なぜか言うひとは少ない（念のためにいうが、後藤氏もほとんど言わない）。現代のニヒリストも言わない。とりあえず、「年をとる価値もないし、ニヒリストをする価値がないじゃないか」といいたくなる。

東京都知事選と兵庫県知事選ではっきりしたことは、現役世代が若者の暴走をやめさせようとしていなかった、ということである。

なぜ若者論批判は盛り上がらないか。とりあえずアイディアのみ。順不同。
1. そもそも若者論は正誤や正確性で評価すべきものとは見なされていない。
2. 若者論に求められるのは「価値観の伝達」である。故に若者論批判にコミットするのは若者当事者のみと思われている。

— 後藤和智@喪中/BOOTHにて仙台初売り開催中/コミティア予定🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ (@kazugoto) 2025年1月6日

そういえば、西村博之（ひろゆき）がいまから１０年～２０年ぐらい前、２ちゃんねる管理人だった時に、関係事件をあつかった弁護士以外で、２ちゃんねるの脱法的性格を批判した「中年」「老人」というのをわたしは思い出すことができない。たぶん、ほんとうに少なかったのだろう。すりよる「中年」「老人」連中すらいたのではないか。