『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

「google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2」に対する直球の批判

google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2」に対する直球の批判

google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2

自分は2000年ごろにインターネットに夢を見ていた人間なので、こういう状況をあまり好ましいと思えない。discordに書き込まれた情報はクローズドで検索不可能であり、一般市民には手に入らない情報になってしまっている。でも、そもそもインターネットの理想というものは、世界中のすべての情報に誰でもアクセスできるというものではなかったのか。全ての情報が全ての人に開かれている、世界で起こった全てのことにログが残り、それにアクセスできる、それがインターネットだと、そのように思われていた時代があった。

それが最近は嘘だってわかってしまった。インターネットの情報やログというものは紙よりも消失が早く、10年前のログには殆どアクセスできない。10年残るサービスはほとんどなく、サービス終了とともにログも消失してしまう。何もかもが残らない。そして今、専門知はクローズドなサークルに独占されて、『インターネット集合知』という幻想も消えてしまった。

寂しいなあ、何とかならないかなあ、なんともならないんだろうなあ。

という風に思っています。

上の太字は引用者による強調。
ここから直球の批判をする。



ニヒリズムにすりよりやがって!!!!!!

わたしは、梶村秀樹という、現代日本にどうしても必要だという人間の著作を共有財にしようと7年間、まがりなりにも作業を続けてきた。
その7年間を、批判するならともかく黙殺するのかこのクソバカヤローども!!!!!!
わたしの人生と決断を黙殺するのかこのクソバカヤローども!!!!!!
ずーーーっと、怒りが収まらない!!!!!!
世界が破滅しても絶対にこのクソバカヤローどもにすりよらないからな!!!!!! 覚えてろ!!!!!!



追記
この件で混乱させてしまった法華狼さんには連絡した。
それにしても、専門家にカネをはらっても頼るのは、必要(かもしれない)という直観がはたらくからではないか。なんでこんな簡単なことがわからないのか。そんなに専門家にすりよりたいのか。

追記2
いろいろ考えていて、やっと気がついた。「インターネット文化が専門家の立場をのっとろうとしている、と言いたいのか」と私は問われているのか。そういうことに気がやっと気がついた。
はっきり言うが、ほとんど関係がない。
そういうことではなくて、「必要かもしれない、かどうかの判断」を、目先の都合でやるな、しかしインターネット文化がほとんどの場合、目先の都合で判断している、そこが問題だ、ということだ。そこはわたしは徹底している。専門家というラベルはあとまわしだ。

でも、そもそもインターネットの理想というものは、世界中のすべての情報に誰でもアクセスできるというものではなかったのか。

ここには、「必要な」情報がすべてそろっている、という暗黙の前提がある。そんなわけあるか。人間が情報を入力している以上。気がつくポイントがおかしい。orangestar氏とその賛同者がそこに気がつかないはずがない。そこで黙りこくるのは危険だ。
「人力入力人力判断だから欠陥だらけなのはしょうがねえな」ぐらいのことをいっていれば、わたしもここまでブチ切れることはなかっ青空文庫あたりにいけば、「欠陥(というか遅延)だらけ」という現状をあますところなく見ることができる。
それと、誰がどういう基準で「必要(かもしれない)」を判断するのか。集合知といっていたころのは、集合という名のもとに、他人に判断を投げ出すか放棄していたではないか。インターネット文化であろうとなかろうと、そんなことで大事なことがうまくいくはずがない。それは、それこそ団塊の世代あたりのやりかたをひそかにまねしているだけではないか。
いま、すっと、「ミエに目がくらむと人生しくじる」という言葉が浮かんだ。