『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって その1 一番こまったことは需要がわからないこと

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、いろいろと大事な事がわかってきたと思うので、いろいろと書く予定。いつ終わるかは不明。あまりしゃちほこばらずに書いていく予定だ。2025年4月ぐらいまで続けるだろうか?

梶村秀樹著作集の復刊作業にかかわって、一番こまったことは需要がわからないこと。つまり、梶村先生の著作のどれとどれとどれに、誰がどれだけ欲しがっているか、インターネット上でいろいろ検索していろいろな人をたずねてもわからないのである。たとえば、ドストエフスキーの四大長編だったら、『罪と罰』か『カラマーゾフの兄弟』を先に供給したほうがいい、というのは、インターネット上でいろいろな人をたずねれば、いちおう、しぜんとわかる。なのに、梶村秀樹先生の著作の場合は、『排外主義克服のための朝鮮史』しか読んでいないという風に読める人が多い(そうでないと思うが)ので、『排外主義克服のための朝鮮史』以外の著作の需要がわからないのである。
(つづく)

※1 それにしても、ドストエフスキー米川正夫訳の『カラマーゾフの兄弟』の電子化をしても、1カ月100件以下のアクセスということは、どういうことだろう。「必要ない」というなら、はっきり言ってほしい。コメントもないから、まっとうなコミュニケーションがなりたたず、続けるかやめるかどっとにしても確証がもてない。無神経だとすら思う。