『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

わたしの、本気の反万博論 その46 わたしが見るかぎりでの話だが、「350億円と自由に使える都市郊外の土地があったら、何をつくりたいか」という話が、なにものにもとらわれないはずの若者からも、いちおう社会人としての責任がある現役世代からも、高度成長期を生きた比較的高齢者からも、そしてどの政治的立場の政治家からも出てこない。能登大地震があって、その問題が消えてしまうのではないかとわたしは危険視していたが、もともとそういう問題が追及されなかったともいえる。不健全の極みだ。

同じような次元の問題として、「夢洲で開催しなければなんとかなるのではないか」という話も、森山氏とあと1人ぐらいで、ほかはだれも言わない。
おかしいではないか。当事者意識がないことの究極だ。
そのことがわかっただけでも万博を追求してよかったと思う。