2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

インターネットの視聴技術は、図書館どころかマンガ喫茶よりまだ不便、ということも可能だ。少なくともあと20年は。

だってまだ画面を見ていると予想以上につかれるから。 わたしはかなり本気で言っている。

海外のことは知らないが、日本で一番有名な電子図書館である「青空文庫」を推薦しつづけた有名作家は、どうやらいないようだ。あなた、すぐに思い出せますか?

図書館への紙の本の寄贈が新聞記事になって、20年以上続いている団体への電子本の寄贈が新聞記事にならない。自分で200件以上の新聞記事を調べて確認した。正直、不当だと思う。

物理的なモノでないと寄贈とみとめられない。結局、単純にそういうことかもしれない。

これは真剣に考えていることだが、現在日本の現役世代には「なれるものなら悪質ホストになりたい」という人間が予想よりはるかに多いんじゃはいか? 

それは下半身が卑劣と断言していい。 「いまさら気がついたの?」といわれるかもしれない。

メモ わたしは、65年間恩給を拒否し続けた岐阜県出身の元日本兵O氏という、現代の偉人のことを粗末にあつかう文化は全部きらいだ。

もちろん、尾下大造氏のことである。

選挙結果について 司法の場で争うことが市民の義務ということになると考えられる。

プロジェクトX批判するのはいいが、そのかわりに詐欺師をつれてくる、それを高みから見下してほったらかしにする、のではやってられない。

1985年―1990年のバブル前後の時に目先のカネに惑わされないで生きた人(とくに新入社員のころに)をこの35年間でちゃんと評価していたかというと、うーん、したとはいえないし、それはとても悪いことだった、と今切実に思う。

せめて現代の反体制運動が、「マルワリード用水路をつくるというようなことだけが現代人の正義と偉大を示す道である。しかし、太陽の塔への挑戦から解放されてしまったということは、本当に悲しいことだと思う。」と覚悟を示してくれたら、わたしはもっと協力できるのだが。自分からおしすすめよう。

あれだけ主体的判断とくりかえしいっていて、主体的にあきらめるという言葉すら出てこないのはおかしい。わたしはずっとそう思っている。太陽の塔との対決ならあきらめる価値がある。 あきらめるの元の意味が「明らかにする」ということならばとくに。 これ…

メモ 奈良県でおきた元首相暗殺事件、犯人は何千人もいるであろう宗教二世であること以外は「とくに目立つ要素のない人」だったと思う。それが暗殺までとくになんの迷いもなく進んでいったことに、もう一つの恐ろしさがある。もちろんそれは犯人個人だけの問題ではない―

はっきりいえば、政治的社会化そのものに問題がある。そしてその問題を増幅させたのがあの元首相だと私は考えている。――元首相が統一教会の有力な支持者であることを知ったことですら、暗殺をやりとおしてしまったことの決定的原因ではないと私は考える。 説…

メモ あまり考えずに「すごい自作の売り方をしたマンガ家」について書いたが、人々が自由に「あの人の自作の売り方はすごい!」といえないということは予想以上に重大なことではないか?

たんじゅんに考えれば、これだけSNSという自分語りの道具がひろまっているのにそんなことがあるはずがない。わたしがまちがっているかもしれない。しかし、もしかしたら、他人のほめ方がおかしくなっているのか?s3731127306973.hatenablog.com

メモ NHK戦争証言アーカイブス収録証言を再読、満蒙開拓青少年義勇軍と従軍看護婦、オオハバ、シラトリ、サトウ、コマツ、オガワ、アベ、ホリコミ、サクライ、、、イシダ、ムラカミ、モリヤ、オクムラ(敬称略)

いらない記事、捨てる。重荷になるだけ。20件

日本人は、オードリー・タンみたいな人が欲しいという前に、西村博之という人間にカネと権力をあたえたことを反省すべきだ。

インターネットでしかできない商売をしているという点で共通点がある。わたしは、2000年あたりから西村博之を祭り上げたことの害は、予想以上に大きかったのでは、と恐怖すら感じている。それを「考えが足りなかったと」真剣に反省する発言はいまだ少ない。…

これはもっと重要視していいと思うが、「バブル期に新卒社員だった人がその後どんな人生を歩んだか」という情報が予想以上に少ない。とくにインターネット上に情報がない。

戦時中に青少年だった人がその後どんな人生を歩んだか、と就職氷河期に新卒社員だった人がその後どんな人生を歩んだか、という情報が予想以上に多いことと対象的だと思う。 これは書いていて気がついたのだが、インターネット文化に参加した人がその後どんな…

メモ NHK戦争証言アーカイブス収録証言を再読、ミヨシ、ユアサ、オザワ、コジマ、クボ、イマヅ、オオイ、コイシザワ、ナガミネ、シマダ、クヌギ、サトウ、マツド、マツモト、ヤマノ、ヤマモト、モテギ(敬称略)

バートルビー12(了)

"Bartleby!""I know you," he said, without looking round,—"and I want nothing to say to you.""It was not I that brought you here, Bartleby," said I, keenly pained at his implied suspicion. "And to you, this should not be so vile a place. No…

バートルビー11

Going up stairs to my old haunt, there was Bartleby silently sitting upon the banister at the landing."What are you doing here, Bartleby?" said I."Sitting upon the banister," he mildly replied.I motioned him into the lawyer's room, who the…

バートルビー10

Ere revolving any complicated project, however, adapted to this end, I first simply suggested to Bartleby the propriety of his permanent departure. In a calm and serious tone, I commended the idea to his careful and mature consideration. B…

メモ なんで反体制運動で、インターネット産業批判はまだともかく、SNS産業批判がもりあがらないのだろう。アメリカ議会がとりあげた議題なのに。

おきさやか氏がちらっとIT産業の原子力産業兼ナチス化といういやな予想をかいていたが。

この5年ばかり、1・5流のニヒリストがインターネット衰退論をよく書く。しかし、「インターネットなんて実は最初からたいしたことなかった」とはなぜかいわない。やっぱり変な未練があるんじゃないのか。

少なくとも、深い慈愛や愛や正義を求めた結果とはまったく思っていない。 手紙書いてみたらどうです、と言いたくなることがある。

「後藤和智事務所OffLine サークルブログ」で「バブル」で検索してアレッ!? と思った。バブル崩壊前の1980年代に真剣に考えずに人生わたってあとでとんでもないことをまねきよせた人の実例が全然でてこない!

バブル の検索結果 - 後藤和智事務所OffLine サークルブログ後藤氏の関心ではないのを承知で、ここが一番情報収集していると予想してざっと調べてみた。まだ調査中。わたしがよく読んでいる押川剛氏のマンガ第11巻に、親世代でこれにあてはまる人が登場す…

バートルビー09

"Not gone!" I murmured at last. But again obeying that wondrous ascendancy which the inscrutable scrivener had over me, and from which ascendency, for all my chafing, I could not completely escape, I slowly went down stairs and out into th…

「年下」のみなさまへ。「はてなブログ」などをなつかしがっている「年上」は、別に深い考えがあるわけではなくて、ただ「あのときのオレたちはえらかった(はずだ)」といいたいだけです。見分け方はわりと簡単、特定の個人にたいして、「私が会ったあの人は、自分よりはるかに人間として格上だった」などの温かい言葉を言うかどうか、だ。

わたしがインターネットをつかいはじめて本当に情けないとも思ったことの一つは、元の頭がいいくせにごまかしとなまぬるいなれあいの言葉ばかり口にする「エリートになりたいだけの人」が実に多いということだ。そういうひとは、人に対して頭を下げるという…

バートルビー08

At the expiration of that period, I peeped behind the screen, and lo! Bartleby was there.I buttoned up my coat, balanced myself; advanced slowly towards him, touched his shoulder, and said, "The time has come; you must quit this place; I a…

バートルビー07

"At present I would prefer not to be a little reasonable," was his mildly cadaverous reply.Just then the folding-doors opened, and Nippers approached. He seemed suffering from an unusually bad night's rest, induced by severer indigestion t…

バートルビー06

For the first time in my life a feeling of overpowering stinging melancholy seized me. Before, I had never experienced aught but a not-unpleasing sadness. The bond of a common humanity now drew me irresistibly to gloom. A fraternal melanch…

バートルビー05

I staggered to my desk, and sat there in a deep study. My blind inveteracy returned. Was there any other thing in which I could procure myself to be ignominiously repulsed by this lean, penniless wight?—my hired clerk? What added thing is …

バートルビー04

Meanwhile Bartleby sat in his hermitage, oblivious to every thing but his own peculiar business there.Some days passed, the scrivener being employed upon another lengthy work. His late remarkable conduct led me to regard his ways narrowly.…

バブル期派の個人史にもとづいた批判というのは、戦中派のあつかいの、せいぜい100分の1だと思う。なんでバブル崩壊後の現役世代が「あの人はバブルのころにどう欲におぼれたかおぼれなかったか」を考えなかったのか。理由はだいたいわかる。その後の人間も欲に目がくらんだからだろう。

まあ、堤義明、堤清二兄弟などの経営者は批判されていただろうが、それ以外の宮台氏、糸井氏などは除外されていたと思う。