『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

わたしの、本気の反万博論 その17 決意は小さくてもいい、しかし最低限……

卑屈ではだめだ。卑屈になれあっているのは一番だめだ。たとえ、そういうふうに誘導されていたとしても。なにかをする人間として一番だめだ。
「ミャクミャク(くん、だったか?)」を、たとえば教育テレビや生命科学の学会の広報などにうりこまなかったこと。
「空飛ぶ車」にひっかけて、『ドラえもん』グループ(アニメ産業界でなんというのか知らないからこう書く)を勧誘しなかったこと。
「リング型大屋根」(まだ正式名称がない)の設計者の藤本壮介氏(1971年生まれ)がいまだに正面から自分の設計の存在価値を説明しないこと。これは費用の面だけの話ではない。万博のみ、といってもいい事情だが、常設か仮設かの選択から考えるべき。

この3点は、わたしがみるかぎりほとんど考察されていないが、人々の気力というかなんというか、そういう面から真剣に考えるべきである。反体制運動でも、ほとんどやっていない。余技あつかいでもいいからやるべきだ。わたしはひとりだけでも考えるが。



団塊の世代は日本をだめにしたのだろう、しかし、バブル時代にいいおもいをした人々も日本をだめにしたのはまちがいない。