『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

わたしの、本気の反万博論 その43 大阪府夢洲で爆発事故、このことを予想できなかったのは、わたしの判断が甘かったからだ。建物が傾くことは予想していたのだが。

大阪・関西万博会場でガス爆発事故…「メタンガス」の危険性は国会で指摘されていた(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

 大阪・関西万博の会場の建設現場で起きたガス爆発のことだ。3月28日午前11時頃、此花区夢洲で作業員が屋外イベント広場のトイレの溶接作業をしていたところ、付近にたまっていた可燃性ガスに火花が引火したとみられるという。この爆発でコンクリートの床が破損したものの、けが人はいなかった。
(略)
 2023年11月29日の参院予算委員会社民党福島みずほ参議院議員(68)は、万博会場となっている現場の土壌改良の必要性についてこう質問。

「何で万博会場は土壌改良をやらないんですか。有害物質の上でやるんですか。今、ここ、現場でメタンガスが出ていますよね。どういう状況ですか」

■自見大臣は「万博の開催時に危険はないと考えている」と答弁していた

 これに対し、自見英子万博担当相は「御質問いただきましたメタンガスは、2014年に大阪市等が設置をいたしました大阪広域環境施設組合が会場を含めた夢洲の一部において発生を確認し、管理を行ってきたと聞いてございます」と発生を認めた上で、「大阪市廃棄物の処理及び清掃に関する法律に関連する省令に基づき配管施設を設置し、また発生しているガスを大気放散していると聞いてございまして、万博の開催時に危険はないと考えているところでございます」などと答弁。

死傷者が出なかったのは運が良かっただけだ。
それにしても、このことを予想できなかったのは、わたしの判断が甘かったからだ。建物が傾くことは予想していたのだが。
この大阪万博、どこまでおそろしいことが起きるか本当にわからない。わたしはもう手加減しない。

付記
ふと気がついて、Bingで調べてみた。

(2024年3月31日付)「大阪府夢洲で、爆発事故がおきる可能性はありますか?」

2025年の大阪・関西万博会場の建設工事現場で、引火による爆発事故が起きました。この事故は人工島・夢洲大阪市此花区)で埋め立てられた廃棄物から発生した可燃性ガスによるもので、けが人はいなかったとのことです。再発防止のため一部工事が停止されています12. 会場の安全対策には引き続き注意が必要です。

AIが安全最優先で設定されているならば、最初から大阪府夢洲での爆発事故を予想できていないとおかしい。9歳の子どもでも予想できる。産業廃棄物などによるメタンガスが発生している可能性はすぐわかるのだから。


付記その2
国会議事録で「メタンガス」で検索したら該当するやりとりが2秒で見つかった。
「第212回国会 参議院 予算委員会 第6号 令和5年11月29日」
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