もちろん、顔は判断材料の一つにすぎない。詐欺師はまずそとづらに気をつける。いろいろな種類の詐欺師がいるが、顔を気にしない詐欺師はいないだろう。
しかし、政治家の「能力」は、対人能力がかなりの割合を占める。工学的な頭だけでは無理だろう。政治家が顔を気にしないことはありえない。
そうしてみると、顔で判断するなら、安倍晋三氏が「とにかくボンボン」、麻生太郎氏が「バカなボンボン」、菅義偉《すがよしひで》氏が「中途半端なたたき上げ」、そして岸田文雄氏が「中途半端なボンボン」ということになる。
ひょっとすると、和歌山市の襲撃事件は、そこがスイッチの一つだったのではないか。これは単なる思い付きだが。