『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

わたしの、本気の反万博論 その11 2023年1月から2026年10月の間、一番おこりそうなこと。どれかの建物が傾いて、ドアが開かなくなったりすること。

いま問題が起きる可能性があるまっただなかにある。
そしてIRというホテルこみの建物群でももちろん同じ可能性がある。

建物の傾きを確かめる方法。いろいろためしたが、ビンカンペットボトルが一番簡単。
2025年大阪万博のリング型大屋根(正式名称は決定しておらず)の建設開始が2023年7月7日。これの現地での準備が最大6カ月ぐらいかかると推定して2023年1月。
2025年大阪万博の開催期間が、2025年4月13日 から10月13日までの183日間。おそらく法律というか契約上この期間は短縮も延期できる。開催地の片づけに平均1年かかるとして2026年10月。

それにしても、リング型大屋根(正式名称は決定しておらず)、あれは実際にあったらかなりぶかっこうだ。5から6階建てのマンションをつなぎあわせたような形の屋根が直径0.6km、長さ2kmにわたって建つわけだ。人を威圧したいのか親しまれたいのかよくわからない。それに夏冬の、環境が厳しい時に、高さ10メーターのほぼ障害物の無いふきっさらしのところに、長い間いようと思う人間は少ないだろう。それもはなれ小島だから風もふつう以上に強いだろう。台風のときも対策がより大変になる。
問題なのは、中抜きだけではない。そもそもまっとうな建設物をつくろうという発想がない。大問題が2つ以上ある。

あと、「350億あったら何が建てられるか」という形の批判がちまたにほとんどない。あっても発想が貧弱な話だ。仮設か常設かも区別していない。350億円というのは仮設のはずなのに常設なみにしているからこの値段になっている面がある。
クソみたいな設計者や、本気でない購入者候補に話をあわせる必要はない。