『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

「わたしが」考えることが先か、「問題を」考えることが先か。

原発処理水放出、問題は科学データではなく東電の体質|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

改ざん・捏造の問題が書かれていない。検索しても見つからない。ctrl+Fで調べた結果。ついでに、高木(仁三郎)氏についての言及もない。
細かい事にみえるかもしれないが、これはあとにスキをつくらないための作業。
「わたしが」考えることが先か、「問題を」考えることが先か。問題が先に存在しているのである。他者といいかえてもいい。

わたしが、2019年の日本政府行政関連の基幹統計改ざん事件で、インターネット文化にひどく失望したことがある。高木仁三郎氏の著作を引用して、「改ざん、捏造をするということは末期状態」であるとはっきりいう人が、わたしが検索したかぎりではわたし一人だけだったこと。ひどく失望したことを頭に焼きつくようにおぼえている。これこそだれでもいえることだろうと。何が問題なんだと。世話になった人もいる上でいうが、全員何か致命的に欠けている、おろかすぎると。はっきりいって、決意が三流以下
赤木しげるも言っていたではないか、「熱い二流なら上等だ」と。逆に言えば、「頭の回転がいくら早くても、決意が三流なら結果も三流」なのだ。