『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

NHKが「ひろしまタイムライン」の公式ホームページと公式アカウントを削除したらしい!

いま、NHKのサイトを見たら、「ひろしまタイムライン」の公式ホームページと公式アカウントを閉鎖したらしい!

https://www.nhk.or.jp/hiroshima/hibaku75/timeline/index.html
ひろしまタイムライン - Twitter Search

コロナ感染拡大でインターネットを強化しないといけないときに!
証拠隠しである。
2021年1月4日に問い合わせる予定である。
まったく、なんてことをしてくれたんだ!!!
とりあえず、現時点での検索結果を書いておく。削除の通知一つだしていないということになる。こういうのって、企画終了から1年ぐらいは保存するか、「戦争証言アーカイブス」に移動させるのではないか。
NHk ひろしまタイムライン - Google 検索
NHKオンライン|検索

今回の「ひろしまタイムライン事件」の歴史的意味の一つは、わたしの考えでは、インターネット文化の没落への分岐点だと思う。問題になった差別扇動記事で、元の資料と該当記事の対応関係を説明しなかった点で、もうすでにおかしかったのである。元資料と書いた記事の対応関係が説明できないということは、現在の言い方でいえば、アカウンタブルではない、ということである。これはほんのすこしきびしくいえば、書くという行為の基本の破壊、ということである。差別先導記事が「はだしのゲン」にそっくりの記述だったことと、しらべたかぎり2010年-2019年でテレビ番組でああいう差別扇動の記述が出た事はないらしいことを、前々から気にしていた。

記事の大部分はtxtで保存している。また、すこしだけだが魚拓にもとっている。続報を待っていてほしい。

2020年にやりとげたこと

・「ひろしまタイムライン」で変なものをいくつか発見する。「公開質問状」をだしたが、何の返事もない
・「京都アニメーション放火殺人事件についての公開質問状」
・『梶村秀樹著作集』第1巻と第3巻収録の論文の校正
「亜州和親会をめぐってーー明治における在日アジア人の周辺」「私にとっての朝鮮史 『朝鮮史 その発展』序章」「竹内好氏の「アジア主義の展望」の一解釈」「「日本人の朝鮮観」の成立根拠について――「アジア主義」再評価論批判」「現在の「日本ナショナリズム」論について」「植民地と日本人」「植民地朝鮮での日本人」「竹島=独島問題と日本国家」
「一九二〇~三〇年代朝鮮農民渡日の背景――蔚山群達里の事例」「著作集第3巻の「解説」+「解題」」「一九一〇年代朝鮮の経済循環と小農経営」
・『オウム法廷』一部校正
・『サリヴァンの精神科セミナー』2回校正

・『カラマーゾフの兄弟』電子化(まだ校正おわっていない)
・『罪と罰』電子化(まだ校正おわっていない)
・『おとなしい女』『おかしな人間の夢』電子化(校正おわり)、『九通の手紙に盛られた小説』『プロハルチン氏』『ポルズンコフ』『クリスマスと結婚式』『人妻と寝台の下の夫』『正直な泥棒』『弱い心』『白夜』『ボボーク』『キリストのヨルカに召されし少年』『百姓マレイ』『百歳の老婆』『宣告』電子化(まだ校正おわっていない)

・『ドラえもん』第1巻-第5巻の電子化
・『ドラえもん』『オバケのQ太郎』冒頭6Pの入力

もっと校正をやるべきだった。それにしもて、次々事件がおきる。

広島平和資料館に「ひろしまタイムライン」について1回目の問い合わせに返信がきました。広島平和資料館は「ひろしまタイムライン」に協力をしていない、とのことです。

2020年11月02日午後3時、広島平和資料館の学芸課から返信がきました。以下、全文公開します。「同事業について当館は協力をしておらず、関わりはございません。」とのことです。伏字がありますが、問題はないはずです。

梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部 御中

広島平和記念資料館 学芸課の●●(※個人名)でございます。

NHK広島放送局の「1945ひろしまタイムライン」についてのお問合せということで間違いございませんでしょうか。
同事業について当館は協力をしておらず、関わりはございません。

●●(※個人名)

  • -

広島平和記念資料館 学芸課 ●●●●(※個人名)
〒730-0811 広島市中区中島町1-2
電話:●●●●●●●●●
FAX :●●●●●●●●●

ひろしまタイムラインについて、10回目の問い合わせをしました。

NHK広島さまへ

ひろしまタイムライン」の「これまでのつぶやき」欄を見たのですが、非常に注釈(「※」)が少ないように思われます。
何か、理由があるのでしょうか?
2020年11月1日午前11時までに返信おねがいします。

みなさまの声にお応えします | メールによるご意見・お問い合わせ

ひろしまタイムラインについての9回目の問い合わせに返信がありませんでした。

以下、9回目の問い合わせ内容です。

ねんのためにもう一度問い合わせます。
いま、「シュン@ひろしまタイムライン」を監修しているのは、誰でしょうか? 歴史についての監修者と、ツイッターについての監修者、両方についてお答えください。
2020年10月31日午前11時までに返信おねがいします。

みなさまの声にお応えします | メールによるご意見・お問い合わせ


2020年10月31日午後7時30分、まったく返信がありません。

「ひろしまタイムライン」の注釈の数を調べた

これまでのつぶやき | 被爆75年ブログ|NHKブログ

記事をひろげて、「F+Shift」で「※」を検索して数える。10分かかった。
以下、「一郎」+「シュン」+「やすこ」

3月
※ 「1」+「1」+「0」個
4月 
※ 「3」+「2」+「0」個
5月
※ 「2」+「4」+「0」個
6月
※ 「2」+「4」+「2」個
7月
※ 「2」+「2」+「0」個
8月
※ 「4」+「7」+「3」個

「一郎」の分には、「※被爆された方の日記には事実誤認などが含まれている場合もありますが、(略)」の記述にふくまれている「※」のみのようだ。実質、注釈の数はもっと少ない。
もっと奇妙なのは、「シュン」「やすこ」には、「※被爆された方の日記には事実誤認などが含まれている場合もありますが、(略)」の記述がない。つまり、ツイートを読むときの注意書きが統一されていない。

追記:
もう一度確認したが、「一郎」の注釈は実質なし。8月6日(被爆当日)にも、3人分そろって、注釈が1つもない。「ゆるふわ」なんて甘すぎる、「基礎ががたがた」というべきだ。本当に、どういう取材をしたのか。「舞台裏日記」の記述にも、なにか重大な問題があるのではないか。