2023-04-19 最近、「あの人は器が大きい」「あの人は器が小さい」と言わなくなった。これは資本主義というか消費文化が、人間関係すべてを売買関係にしようとするからである。だからたとえば、『明日の神話』、というかパブリックアートを論じる観点自体が異様にうすい。わたしが現代日本のサブカルチャーにうんざりした理由の一つが、これだ。ひらたくいえば、無償でない。これはきれいごとではない、そうでないと不明朗、不健康になる。