2023-02-18 憲法、というか人権には考えてみると奇妙な逆説がいくつかある。その一つは、「子どもの教わる権利」は一応イメージできるとして、では「教える”権利”(資格ではない)」とはいったいどういうものなのか、という問題である。わたしの考えでは、「教える”権利”」は発言(表現)の自由の一つにおさまらない。わたしはこれは真剣にいっている。「はだしのゲン」排除問題も、この問題をふくめて考えないといけない。そうでないと、「はだしのゲン」という「一つの結果」にひざまづくだけになる。