『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

2023-02-07から1日間の記事一覧

鹿目まどか氏はあるていど独創的だが、竈門炭治郎氏は独創的じゃない。そういえば、竈門氏は「石頭」だった。

丸山真男は、坂口安吾も、柳田国男も、サルトルも、ピカソも、柳宗悦も、岡本太郎も、安丸良夫すら、ちゃんと肯定しなかった。ピカソがドミニク・アングルをつかったのとくらべても、丸山真男の「思考の公平性」に疑問がある。「主張はたしかに正しいが、”極端なよさ”がない」ともいえる。通俗道徳論をやたらもちだす人たちは、このことの重大さがわかっているのだろうか。わかっていないようだが。

パブロ・ピカソと岡本太郎は「能力」だけしかもっていないようにみえてしまう。この2人にくらべたら、丸山真男や安丸良夫も、自分の過去をもって後輩を「だまらせている」ようにみえる。まったくの誤解だが。

独学者としての網野善彦氏に共感したり嫉妬したりしている人を、わたしはひとりも見たことがない。だからインターネット文化はつまらんのだ。もしこれが本当ならば、の話だが。

わたしは、ピカソをこえる。近代啓蒙のプロジェクトを徹底させると、だれでも世界一位、ピカソをこえられる、ということになるから。極端に合理的な結論だ。ここまでやってはじめてみえるものがある。

わたしが、世界中の障碍者(障害者)運動すべてに、一つだけがっかりしていることがある。「ピカソならともかくマティスの贋作ならば、どんな障碍者でもいくらでもつくれる。だってマティスは晩年、障碍者に近い身体状態だったから」という人が一人もいないからだ。

解説する。 知っている人もいると思うが、フランス出身のフランス育ちのフランス語画家のアンリ・マティスは晩年、車いすに乗って生活していた。そして、まさにだれでもつくれそうな、「張り絵」で作品をつくっていた。だったらだれでも贋作がつくれるはずだ…