『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部[ハンバンパク!!!]

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。ほかにも臨時でいろいろ。

あなたが1947年1月1日の地球のどこかにに生きていたら、ピカソがか『朝鮮の虐殺』と『ラスメニーナスシリーズ』『草上の昼食シリーズ』のようなものを作ることを予想できただろうか?

マルクスはできただろう。エンゲルスはたぶんできない。サルトルはできた。ボーヴァールもできた。アレントはできない、というかどうでもよかっただろう。アドルノはわからない。
ファノンとジュネは、どうなんだろう、わからない。
ダリとシャガールとジャコメテッティはできた。正直にほめなかっただろうけど。デュシャンはわからない。

マスコミの記者はどいつもこいつも対象の過去によりかかってたださわぐだけだ。仮にいたとして、その人だけが非常に周りにまどわされないひとだ、というだけのことだ。

もしかしたら、申采浩先生は(このときもうすでに獄死させられているが)、ピカソ氏はなにかまたするかもと予想できたかもしれない。金九先生は、ないものねだりになるのはしょうちでいうが、できないだろう。これは段階的発展論に対するある種の批判になっている。

わすれていた、サマセット・モームはできただろう。