『梶村秀樹著作集』完全復刊をめざす会・第6支部

名は体をあらわす。伝説の歴史家・梶村秀樹先生(1935年~1989年)の著作集の完全復刊をめざす会です。

2018-11-25から1日間の記事一覧

「小林よしのり――保守の変容とメディア的人格」(中西新太郎、『ひとびとの精神史第8巻 1990年代 バブル崩壊』収録)

P138 これら(※右傾化の諸現象)が権力者の誘導、イデオロギー操作の結果だととらえるだけでは不十分だろう。(略) 右傾化の進行にはそれなりの歴史的背景がある。右傾化の一〇年はまた、小泉政権(二〇〇一―〇六)を画期とする新自由主義政策が急激にすす…

『殺生と戦争の民俗学』、この本は大塚英志の代表作になるだろうと同時に東アジア精神史における失敗の代表作になるだろう。

すこし大げさかもしれないが、私はそう考える。 十五年戦争についてある程度詳しい人がこの本を読んだら、非常に違和感を抱くだろう。なぜなら、「殺生の快楽」についてとことん考える、と大塚は言いながら、早尾乕雄(陸軍軍医)の『戦場心理の研究』その他…